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2019年の記事Top10

2019年の記事Top10

2019年は、cinema5Dの歴史で最も忙しい年だった。実に725本の記事をリリースした。これらの記事のうち、読者が最も興味を持った記事Top10を紹介しよう。

1. シグマ fp –シネモードを備えたポケットサイズのシネマカメラ& fp レビュー

7月、シグマはfpカメラを発表した。fpは競合がせめぎあう市場で、写真と映像制作用のカメラを目指した、小型のモジュール式フルフレームミラーレスカメラだ。cinema5Dでは、開発段階から取材をはじめ、シグマ社内のビデオ撮影も行った。この記事は2019年の最も人気のある記事となり、レビュー記事もトップとなった。

2. BMPCC6Kの発表 S35センサーとEFマウントを搭載

8月にはBMPCC6Kの記事がリリースされた。 ブラックマジックデザインはPocket Cinema Cameraの新製品を4Kバージョンの先行予約がまだ全て納品されていない時期だった。4Kバージョンの発売からわずか1年後のことで、だれも予想していなかった。 BMPCC6Kは非常に人気を博したことは言うまでもない。cinema5Dではラボテストをはじめ、BMPCC4Kと6Kの比較記事もリリースした。

Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K

3. DJI Osmo Action vs GoPro HERO7

DJIが2019年5月にアクションカメラ市場に参入した。DJI Osmo Actionは、GoProをアクションカメラの代表から引きずり下ろすことを目的としている。 DJIはOsmo Actionで、 Hero7(当時はまだGoProのトップモデルであり、その後 Hero8が発売された)に挑んだ。

4. SIRUI 50mm f / 1.8 1.33xレンズ発表 –手頃な価格のAPS-Cアナモルフィックレンズ

手頃な価格のアナモフィックレンズはまだ多くなく、これを発売した中国のメーカーSIRUIは注目を集めた。このレンズはIBCで発表され、ブースから紹介した。50mmf / 1.8 1.33xアナモフィックレンズは699ドル(通常価格)で入手できる。プロトタイプながら美しいフレア、素敵な楕円形のボケなど、アナフィックレンズに期待されるものを持っていた。最近では、富士フイルムX-T3に装着してレビューした。記事はこちら

5. パナソニックLUMIX S1 –より高精細なルックを持つ低照度特性が優れたカメラ

パナソニックはフルフレームミラーレスに遅れて参入したが、ビデオ機能が充実したフルフレームカメラのラインアップをリリースした。S1は、特にV-Logをサポートするファームウェアアップデートを受けた後、一段と魅力的なカメラになっている。比較的低価格なこともあり、cinema5DのMirrorless Camera of the yearに選ばれている。

6. RED HYDROGENプロジェクトの中止とJarred Land氏の声明

昨年、REDに関してかなり大きなニュースがあった。1つは、REDのスマートフォン、HYDROGENプロジェクトの中止とJim Jannard氏の引退だった。もう一つは、REDカメラ用のMini-Magを製造しているJinni TechのBruce Royce氏が、REDのMini-Magを分解するYouTubeビデオを投稿したこと。RED CEOのJarred Land氏は長い声明で答えた。この投稿により、REDはMini-Magの価格を引き下げた。

480GB SSD inside 512GB RED Mini Mag. Source: RED Filmmaker (c5D knows the identity)

7. ソニーα7 IIIおよびα7R IIIファームウェア3.0アップデートによる、タイムラプスとオートフォーカスの向上

ソニーの最高級ミラーレスカメラ、α7 IIIおよびα7R III のファームウェアアップデートが行われた。主要な機能は、動物の目への信じられないほど信頼できるオートフォーカスだった。

Animal-eye-AF – one of the new features of the firmware 3.0. Source: Sony

8. パナソニックLUMIX S1H - 6Kフルフレームミラーレスカメラ

パナソニックは2019年、ミラーレスカメラのラインアップを拡充し、S1とS1Rに加え、映像制作に特化したS1Hもリリースした。特にS1Hは、ビデオ機能、低照度特性、解像度に関して、飛躍的な向上を図っている。ハンブルグでのプレスイベントで初めての記事をリリースした。レビューはこちら。またラボテストはこちら

9. RED KOMODO の予告 - キヤノンRFマウント搭載のコンパクト6Kカメラ

REDは新しい「エントリーレベル」のカメラ、RED KOMODOの予告をリリースした。これはキヤノンRFマウントを備えた小型の6Kカメラ。この発表がBMPCC6Kが発表された翌日にリリースされたのは、いつものREDのやり方だ。RAWで内部記録ができるコンパクトカメラはREDの独壇場ではなくなりつつある。

REDKomodo_Featured

Image credit: Jarred Land

10. ソニーがFX9を発表 -高速ハイブリッドオートフォーカス、デュアルISOを搭載するフルフレームカメラ

ソニーは新しいフルフレームプロEマウントカメラ、FX9を発表した。EXMOR Super35mmセンサーは、同社のFS100から使用されている。 FX9は事実上のFS7の後継機で、様々な機能がアップグレードされている。最も飛躍したのは、オートフォーカスとフルフレームセンサーだろう。2020年初頭にラボテストを行う予定。

cinema5Dも一新

さて、cinema5Dは2020年、大きく飛躍することを予告したい。 cinema5Dは11年前に発足したが、2020年はデザインやロゴを一新する予定。また、読者の映像制作をサポートし、教育リソースにも取り組んでいく。2020年も当サイトを是非ご利用いただきたい。

日頃の読者の皆様のサポートに感謝し、2020年もますます充実した記事をお届けしたい。

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