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サムヤン(Samyang)がXeen 16mm T2.6を発表 - 各種マウントに対応

韓国のレンズメーカー、サムヤン(Samyang)がXeen 16mm T2.6を発表した。相次ぐ静止画用レンズの発表の中、シネマレンズも発表された。Xeenシリーズは、同社のシネマ用レンズのハイエンドラインアップに位置付けられている。

Xeen 16mm T2.6シネレンズの概要

XeenシリーズはProfessional Cineと名付けられた同社のラインアップで、文字通り、フラグシップの位置付け。現在は、ワイド側は14mmと24mmが商品化されているが、今回はワイド側から2番目、14mmに次ぐワイドレンズがラインアップに追加された。従来の14mmはT3.1なので、今回発表された16mmはT2.6と明るく、使いやすいレンズになっている。

Xeen 16mm

今回16mmが導入された背景は、従来の14mmが、暗いということの他に、多くの映画製作者にとって多少ワイドすぎるという考えからだ。今回の16mmの追加により、Xeenレンズの選択肢が7本となったと言える。下がそのラインアップ。

  • 14mm T3.1
  • 16mm T2.6
  • 24mm T1.5
  • 35mm T1.5
  • 50mm T1.5
  • 85mm T1.5
  • 135mm T2.2.

将来、更に追加されることを期待したい。

Xeen 16mm

上は従来の Xeen 14mm T3.1

Xeenレンズは、元は同社のDSLRレンズベースのシネマレンズだったが、新しく確立されたコーティング技術や堅牢な外筐、変化しないT値、統一されたフォーカスギア位置など、新しいスタンダードで設計された新シリーズとなった。興味深いのは、このラインアップが実現したことで、従来のVDSLRレンズのラインアップも性能が向上している点だ。即ち、フルサイズ用のレンズも、安価で高性能になったと言える。

価格と発売時期

Xeen 16mmは今年末の発売予定。価格は他と同様で、$2,495程度。マウントは、これも他と同様、EF、PL、MFT、E、Fが選べる。

XeenシリーズのWebサイトはこちら。(英語)

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