2019.2.20 Olaf von Voss
BMPCC4Kは人気があり、cinema5Dでも紹介している通り多くのサードパーティからケージが発売されている。カメラアクセサリーで有名なZacutoも遅ればせながらBMPCC4K専用ケージをリリースした。 Zacutoのケージは手にしっかりフィットする快適なストラップを特徴としている。コンセプトは「装着していない感覚」だ。撮影している間、ケージがあることに気付かないほど一体感がある。ケージには複数の1/4 20インチネジ穴があり、様々なアクセサリーを取り付けることができる。 トッププレートには、Zレール(NATOレール)が組み込まれており、トップハンドルを装着した場合、前後に動かしてバランスをとることができる。 またケージの反対側には、別のNATOレールが用意されており、もう1つのハンドルを取り付けることができる。更にUSBコネクタとHDMIコネクタ用にクランプとアングルアダプタも付属しており、ケーブルが抜けるのを防止し、コネクタの保護にも役立っている。 なお、冒頭の画像は3Dプリントされたプロトタイプで、実際のケージは、陽極酸化アルミ製となる。 Zacuto BMPCC4K ケージの概要 ケージの底部には2つの1/4”20ネジと1つの3/8”16ネジ穴が用意されており、三脚やリグにマウントすることができる。これにより、サードパーティ製の三脚プレートを取り付けることができるが、内蔵のアルカスイスプレートを使用して、アルカスイス互換のクイックリリースマウントベースに取り付けることもできる。 ケージの左側には木製のハンドグリップが付いているが、NATOレールを介してケージの左側に好みのグリップを取り付けることもできる。またオプションのアクセサリーとして、サムスンのT5 SSDを固定する専用SSDホルダーを2本の六角ネジでトッププレートに取り付けることができる。SSDホルダーにはコールドシューも付いている。 将来のオプションとして15mmロッドを取り付けるためのロッドサポートが用意される予定。 他社のBMPCC4K用ケージ 他の多くのメーカーからはすでにBMPCC4Kケージが発売されており、Zacutoは少し遅れを取ったようだ。その他のBMPCC4K用ケージについては、以下の記事を参考いただきたい。 8Sinn (link) LockCircle HiPock (link) Tilta modular cage (link) Shape / Wooden Camera / SmallRig (link) Vocas C-Cage (link) 上記のように、BMPCC4Kは人気のカメラで、専用カメラケージとアクセサリーも非常に多く存在するので、多くの選択肢から自分の撮影スタイルに合わせて選択できる。個人的な経験から言うと、Zacuto製品はしっかりした造りで、良く考え抜かれ、堅牢性も十分だ。筆者はケージなしで使う方が好きだが、本当に良いケージなら装着していることも忘れてしまうだろう。そのようなケージはなかなか見つからないが。 Link: Zacuto 関連商品 フジヤエービックのショップサイト Blackmagic Design Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K (CINECAMPOCHDMFT4K)
続きを読む2018.12.18 Jakub Han
DriveMountはBlack Magic Pocket Cinema Camera 4K(BMPCC4K)の上部にある1/4 “-20ネジ穴で2.5インチSSDを取り付けるためのアルミケースで、Kickstarterに登録されている。USB-Cケーブル、標準1/4 “-20ネジマウント、シューマウント、15mmレール、そして500GBのSSDが付属する。 BMPCC4Kはすでに発売されており、 cinema5Dではレビュー記事をリリースした。この記事でも書いているように、BMPCC4KはUSB-Cポート経由で外部SSDに記録することができる。SSDは高速で大容量のため、現実的なソリューションとして注目されている。 SSDを使う理由 BMPCC4Kは、SDカード、CFast 2.0カード、あるいはSSDが記録メディアとして使用できる。 SDカードは比較的安価だが、書き込み速度が最高品質(Cinema DNG RAW 270MBps)の記録に対応していない。 CFast 2.0カードは高速だが、かなり高価だ。しかしSSDは十分に高速で、CFast 2.0カードよりも格段に安価だ。ただし、カメラの外部での記録になるので、しっかりと取り付ける必要がある。 なお、BMPCC4K用のケージも各メーカーから多数用意されている。 8Sinn LockCircle Tilta Shape, Wooden Camera, SmallRig このほかにも、多くのケージが発売されているだろう。そしてケージメーカーの中には既にSSDマウントオプションのソリューションを提供している。例えばTiltaのアプローチは、USB-Cケーブルがネジで固定されるようになっている。 DriveMountの2.5″ SSDマウントソリューション DriveMountを開発したのはSoulCowというメーカーで、2人の映像製作者、Ethan Soule氏とBen Cowper氏が運営している。SoulCow が今回Kickstarterに登録した新製品は、2.5インチSSDを1/4インチのネジ穴に取り付けることができるアダプターだ。 BMPCC4Kは1/4 “-20のネジ穴を上部に備えているので、ケージを使わずにSSDを取り付けることができる。もちろん、ケージの上から取り付けることも可能だ。 DriveMountは黒いアルミニウム製で、スライドレールを備えており、必要に応じてケースを前後させることができる。 DriveMount の特徴は、2.5 “SSDを採用することにより安価なソリューションとしていること。例えば512GBのCFast 2.0カードが5万円以上するのに対し、500GB2.5インチSSDは、1万円以下で手に入る。 ケースやUSB-Cケーブルのコストは追加されるが、それでもCFast 2.0カードに比べると相当安価だ。同梱のケーブルは、片端にSATAコネクター、他方にUSB-Cコネクターが付いている。 初期価格では、DriveMountケース(ケーブル付き)は100ドル(約11,349円)となっている。ただし25個の個数限定で、これが完売すると、基本パッケージの価格は120ドル(約13,619円)になる。また、コールドシューズアダプターを含むパッケージの価格は130ドル(約14,754円)。 更に15mmロッドアダプターを使用するパッケージの価格は150ドル(約17,023円)だ。なお、500GBのSSD付きのパッケージも用意されており、$ 175(約19,861円)となっている。出荷は来年3月の予定。Kickstarterのサイトはこちら。 なお、いつも言っていることだが、Kickstarterは販売サイトではなく、クラウドファンディングサイトなので、購入ではなく、投資だ。万一開発がうまくいかなかった場合のリスクがあることを覚えておいていただきたい。 関連商品 フジヤエービックのショップサイト Blackmagic Design Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K (CINECAMPOCHDMFT4K)
続きを読む2018.11.7 Bato Prosic
ブラックマジックデザインのPocket Cinema Camera 4K(以下BMPCC4K)が高評価に受け入れられているようだ。ネット上にはレビューや他のカメラとの比較、あるいはアクセサリーに関する話題など多くの情報が掲載されている。 (cinema5Dのレビューはこちら)。しかし多くのユーザーにとって不可欠な付属品の1つは、操作性を向上するためのケージシステムだろう。BMPCC 4Kのケージについてはこれまでにも紹介しているが、更にShape、Wooden Camera、SmallRigからも発売された。 Shape ShapeのケージはCNC加工されたアルミニウム製で0.3kgと軽量だが、これはフルサイズのケージではないのが理由だ。右側は開いていて、サイドパッドでサポートされており、グリップを快適に握れる。ケージの上部にはコールドシューマウントがあり、上部と側面には多数の1/4インチマウントポイントが用意され、そのほとんどに回転防止ピンホールが付いている。カメラの左側には、HDMIケーブルを固定するクランプがあるが、SSDに録画するためのUSB-Cケーブルも固定できるほど延びないようだ。ケージ底面のバッテリー収納部へのアクセスは問題なく、三脚プレートなどには1/4 “と3/8″の取り付けポイントが用意されている。 ShapeのBMPCC 4Kケージは基本構成で提供されるが、トップハンドルから重装備のマットボックス付きショルダーマウントソリューションまで、さまざまなアクセサリーを組み合わせたキットも用意されている。高品質なShapeのアクセサリーの中で注目なのは、商標ボタンの回転可能なハンドルと、2種類の異なるハンドルグリップと、BMPCC 4Kケージの左側のサイドハンドルだ。 またSSDマウントも用意されている。 Wooden Camera Wooden CameraのBMPCC 4Kケージは全く異なるアプローチだ。これは完全なケージではなく、カメラの左側のロッドで接続された上部と下部から構成されている。ロッドには1/4インチの取り付けポイントがあり、キットに同梱されているWooden CameraのHDMIのL型アングルコネクタが取り付けられる。ケージの底面は、一体になったマンフロットスタイルのベースプレートクイックリリースシステムと、レンズやスピードブースタを固定するピンで構成されている。ケージの上部には1/4インチと3/8インチの多数の取り付けポイントを持つチーズプレートがあり、後者の1つは回転防止ピン用の穴を備えている。ケージは、選択したトップハンドルに応じて2つのバージョンが用意されている。グリップの唯一の違いは材料で、ラバーか木製を選択できる。トップハンドルは上面のチーズプレートの前にネジ止めされており、複数の取り付けポイントと、コールドシューマウント、および15mmのロッドホールがある。ケージの重さは442グラム。 同社が提供するアクセサリーの中には、カメラ用のD-Tap to DCケーブル、トップハンドルのロッドアタッチメントに取り付けることができるユニバーサルファインダーマウント、15mmのロッド用ベースプレート、MFT to PLマウントアダプターがある。 SmallRig SmallRigのケージはTiltaのものと同じように、2種類用意されている。1つはハーフケージでもう一つはフルケージだ。主な相違点はフルケージでは右側に更に5つの1/4 “と1つの3/8″のマウントポイントがあること。どちらのケージもバッテリー収納部へのアクセスを妨げず、2つの内蔵されたNATOレール(上部に1つ、左側に1つ)と上部にコールドシューマウントを持つ。フルケージには両側にカメラストラップの取り付けポイントがあるが、ハーフケージでは片側のみ。ハーフケージは228グラム、フルケージは300グラムの重さだ。 SmallRigのアクセサリーには、ケージの底面に取り付けられるMetabonesアダプター用サポート、Samsung T5 SSDと互換性のあるSSDマウント、およびケージ側にネジ止めされたHDMIとUSB-Cのクランプが付属している。ハンドルを取り付けるための標準のNATOレールを持つケージでは、SmallRig独自のサイドグリップとトップハンドルか、NATO対応のハンドルメーカーのものが使用できる。もちろんこのケージは、オフセットショルダーマウント、EVFとモニターマウント、マジックアームなど、SmallRigの多くのアクセサリーに対応している。 比較 これらのケージを他のケージの比較は、以下の記事を参照いただきたい。 Tilta(ティルタ)がブラックマジックデザインBMPCC 4K用ケージを発表 ロックサークル(LockCircle)のHiPock - Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K用ケージ 8SinnがブラックマジックデザインのPocket Cinema Camera 4K用のケージを発売 各社のBMPCC4K用ケージの価格は、以下の通り SmallRigは、それぞれ 55.00ドルと$69.00ドルから Tiltaは69.00ドル(ハーフケージ)または$99.00ドル(未出荷) Shapeは 175.00ドルから 8Sinnは、$179.00ドル(ハーフケージ)と 279.00ドルから Wooden Cameraは 350.00ドルから LockCircleの価格は未発表 BMPCC 4Kのケージについては、更に他のメーカーから発売されればお伝えしたい。 フジヤエービックのショップサイト Blackmagic Design Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K (CINECAMPOCHDMFT4K)
続きを読む2018.9.12 Johnnie Behiri
上のビデオは「字幕」ボタンで日本語字幕が表示されます。 ブラックマジックデザインはBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kのイベントをマンチェスターで開催し、cinema5Dも参加したのでその様子をレポートしよう。今回は、このカメラを持ち出して撮影することは許されず、質問に答える形で行われたので、その操作感などは分からないが、同社の担当者へのインタビューを行った(上のビデオ)。 Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K – Solid Body construction 発売時期は予定通り このカメラについては、5ヶ月前のNABで CEOのGrant Petty氏へのインタビューを行って以来進展が見られなかったが、今回、改めてカメラを見ることができた。さて、今回得られた最も重要な情報は、カメラが予定通り発売される予定だということ。とりあえずは、良いニュースと捉えておこう。 A graph taken from BM presentation simulating the camera ISO range and latitude Dual ISOを搭載 このカメラにはDual ISOが搭載されており、 “インテリジェントに”動作する。これは、2つのネイティブISO値(400と3200)を持つが、これはISO 100から1000とISO 1250から6400の2つのブロックに分かれている。これらのブロック間(ISO 1000〜1250)では、LOGカーブが自動的にリセットされ、すべてのISO値のダイナミックレンジが可能な限り高く維持される。これを実現するため、カメラは通常のストップ間隔ではなく1/3ストップでISO値を上げるように設計されている。同社の言を借りれば、「どのISO値を使用していても、最高のラティチュードを得ることが期待できる」としている。 Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K – Have a large hand? You will feel comfortable holding it External recording solution via USB C is a very welcomed feature その他、わかったこと ダイナミックレンジは13stop。 ローリングシャッターはまだテストされていない カメラはUSBコネクタを介して充電可能 キヤノンLP-E6バッテリーで約50分間撮影可能 USB Cコネクタを介して外部メディアに録画している時は、同時に内部記録できない HDMI出力信号はフルHD 10bit 422のみ ProRes 10bit拡張ビデオモードを使用可能 4K解像度で写真を撮ることができる 同社のプレゼンテーションで説明されたextended Video Mode. 右が Extended Video Modeの画像 Extended Video Mode in color science 4 OS 今回のイベントの後で Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kは非常に期待できるカメラで、また競争力のある価格でもある。同社の他のカメラから見える同社の “映像美学”と、その画質は広く知られている。今回我々が見たサンプル機は、ISO 4000まで良好な画質に見えた。自分で撮影することはできなかったので、それ以上のISO値は確認することはできなかった。なお、今回の関心事は、操作感でもあった。このカメラはそれほど小さくはなく、他の多くの一般的なミラーレスカメラとはちょっと違った形をしている。また非常に大きな液晶モニターが与えられているが、ビューファインダーは装備されていない。もちろん本体に手ぶれ補正は付いていない 。オートフォーカスの機能も制限されたものだ。ジンバルで使用する分には問題ないだろう。しかしボディ内手ブレ補正機能は欲しいところだ。レンズの手ブレ補正に頼らざるを得ない。ただ、最近のミラーレスカメラは様々な機能がついており、ある意味カメラマンはそれらの機能に頼りすぎているのかもしれない。しかし、一人で撮影する場合は、やはりこれらの機能は今や欠かせないものだろう。一方、記録フォーマット(ProResと4K DCIで最大60fpsのロスレス12ビットRAW)に関しては、このカメラは他のミラーレスカメラを凌駕する。これらの使い勝手については、量産品を手にしたらすぐにチェックしてみたい。 Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K – Looking forward reviewing the camera 上のビデオで使用されている音楽はMusic Vineが提供している。コードC5D20で20%オフ(2019年3月31日まで有効)。 フジヤエービックのショップサイト Blackmagic Design Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K ※9月発売予定
続きを読む2018.8.29 Bato Prosic
ブラックマジックデザインのPocket Cinema Camera 4Kについては、9月の出荷予定日が近づくにつれて多くのコンテンツが公開されている。昨日、同社はPocket Cinema Camera 4Kの最初のサンプル映像を「Nature」というタイトルで公開した。Youtubeチャンネルで観ることができる。Cinema5Dも含め、多くのメディアではハンズオンはできたが、実際のカメラからの映像は今まで見ることができなかった。(ハンズオン記事はこちら) サンプルビデオから分かること 動画には、多少情報が付加されている。バンクーバーに拠点を置く撮影監督のマーク ワイアット(Mark Wyatt)氏がRAWで撮影したISO 400,1250、2500での映像とのこと。Metabones MFT Speedboosterを使用してシグマ18-35mm F1.8 ArtレンズとRokinon 50mm Cineプライムで撮影しており、浅い被写界深度のショットが多く見られる。この映像からは手ぶれ補正の性能は分からないが、多くのショットは4K 60pで手持ち、あるいは三脚で撮影されているようだ。 内容は、暗い森林で樹木を突き抜ける日光のような高コントラストの風景、あるいは明るい海辺の洞窟など、カメラのダイナミックレンジを見せる仕立てになっている。ワイアット氏は、ハイライトを保持しながら高ISOで木々の暗い部分を撮影したと語っている。 「ISOを1250と2500に上げて暗い苔の独特のエメラルド色を捕らえましたが、同時に滝や空などハイライトディテールも破綻なく表現できました。多くのカメラはこのようなシーンを的確に表現するのが難しいと思います。」 ワイアット氏はまた、カメラのサイズが小さいので扱いやすく、ディスプレイが昼間でも見やすいという点も評価している。 映像の詳細 There is some more organic chroma noise in the shadows here 映像をよく見てみよう。この映像はカナダの西海岸で撮影されたもので、実に美しい。すべてのショットが高画質で、ブラックマジックデザインのカメラらしく、映画的な感触を持っている。同社の従来のカメラで高ISOで撮った場合、シャドウ部のノイズや、高コントラスト時のクロマノイズが見受けられることがあった。 ブラックマジックデザインは、これが新しいPocket Cinema Camera 4Kで改善されると述べている。 Maybe this shot was pushed a little hard? 公開されたビデオでは、鮮明なクロマノイズが見える。高ISOで撮影されたショットのように見えるが、はっきりしたことはわからない。特に高いコントラストでは、木の幹のシャドウ部はより有機的なノイズパターンがあるように見え、またビーチショットの一部でもシャドウ部に明らかなパターンノイズがある。他のカメラと同様に、このカメラも撮り方により評価が変わってくるだろう。ただ、この映像を見る限り、以前のポケットシネマカメラからは進化しているようだ。 関連商品 フジヤエービックのショップサイト Blackmagic Design Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K ※9月発売予定
続きを読む2018.8.29 Olaf von Voss
前回、8SinnのBlackmagic Pocket Cinema Camera 4K(BMPCC 4K)のケージを紹介したが、続けてロックサークル(LockCircle)も同カメラ用ケージをリリースした。これはイタリアのデザイナー兼映画監督のDante Cecchin氏がデザインしたもの。 HiPockカメラケージは、3種類から選択できる。最も簡単な“Minimal Plate”は、アクセサリーをカメラに取り付けるための最小限のプレートのみ。中間の”Essential Plate”はカメラの上面全体をカバーする。そして最も大きなものはベースプレートを持つ “System Cage”と呼ばれるものだ。 HiPock Cageの概要 LockCircle のBlackmagic Pocket Cinema Camera 4K用ケージは、マウントポイントを少し追加したいという用途から、本格的なケージの需要までカバーする。 必要に応じてMinimal Plate、Essential Plate、System Cageの3種類のHiPockから選択できる。 3種類とも同じトッププレートを共有しているが、モジュラー構成ではない。すなわち、最初にどの構成にするかを決めなければならない。 Minimal Plateは1/4〜20スレッドと3/8〜16スレッドの2種類のスレッドを豊富に持っている。またトップハンドル、コールドシューマウント、関節付きアーム、モニターホルダーなどのアクセサリーを追加することができる。 HiPockは、CNCで機械加工された航空機グレードのアルミニウムで作られている。これにより軽量化を図りながら堅牢性を維持している。 HiPockケージシステムの外観は、ダークT(ブラック)またはアンバーT(イエロー – オレンジ – ゴールド)ベルベット表面陽極酸化仕上げのいずれかを選択できる。 オプションパーツにより、Metabones SpeedbostersやNovoflexマウントなどのデバイスを付加できる。P+S TECHNIKのMicroMega 15mmベースプレートも、HiPockケージに完全にマッチする。コネクタロック付きのLockCircle MultiPort HDMI / Audioポートセーバーももちろん完璧にフィットする。 HiPockのフラグシップであるSystem Cageは、実際にはハーフケージで、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kの人間工学に基づいたデザインを生かす設計がされている。 価格と発売時期 HiPockシリーズケージは、10月末までに発売予定。価格はまだ設定されていないが、LockCircleはその高品質の製品で知られており、これらのケージが格安価格であることは、まずないだろう。いずれにしても、よく考えられた、高品質の製品だ。 Three versions of the HiPock cage (the top handle is optional) System Cageには、チタングレード5の1 / 4-20ネジが付属している。 Cinema Pocket Camera 4Kが予定通り発売されることを期待したい。 Link: LockCircle.com 関連商品 フジヤエービックのショップサイト Blackmagic Design Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K ※9月発売予定
続きを読む最適な記事を配信します。スパムではないことを保証します。ニュースレター配信をお望みでない場合は、1クリックで登録を取り消します。無効にする(オプトアウト)ポリシーは こちら.
© 2018. All Rights Reserved. cinema5D GmbH, Kranzgasse 22 / 9-10, A-1150 Vienna, Austria
Terms of Use |
Privacy Policy |
About Us |
Contact |
Got a Tip?