2019.10.13 Jakub Han
音楽ライセンスプラットフォームMusic Vineは、プロのビデオクリエーター向けにサブスクリプション(定額)プログラムを開始した。定額を支払うことにより、Music Vineへの無制限のアクセスが許可される。 Creatorプランは月額13.99ドルから、Proプランは月額19.99ドルから。 Creator subscription plans. Image credit: Music Vine Music Vineは、音楽ライセンスプラットフォームの1つで、2015年の発売以来、数回アップデートが繰り返されている。現在、380を超えるテーマカテゴリと独自の重み付けタグシステムを備え、音楽の感情に沿ったニュアンスをより正確に反映し、より関連性の高い検索結果をユーザーに提供する。 同社によると、音楽の品質は最も重要なものと述べており、細心の注意を払って楽曲を管理し、アーティストと密接に連携することで、従来の「ライブラリミュージック」サービスとは一線を画したものとなっている。今までは、購入した音楽に対して顧客が支払う単純なシステムとなっていたが、このほど新しいサブスクリプションプランを開始した。 Music Vine launches subscription plans. Image credit: Music Vine プランの概要 Music Vineの新しいサービスには、ProとCreatorの2つのサブスクリプションタイプが用意されている。 Proプランは映画製作者、企業、フリーランサー、制作代理店向け、CreatorプランはYouTubeユーザー、パーソナルソーシャルメディア、その他のクリエイタープラットフォーム向けとなっている。 更にProの中には2つのプランがあり、基本レベルは月額19.99ドルのPro Liteで、企業ビデオ、ウェディングフィルム、コンテンツマーケティング、低予算インディー映画などの小規模な制作を対象にしている。Pro Standardプランは大規模なプロダクション向けで、月額35.99ドルから。 Pro subscription plans. Image credit: Music Vine Proプランと同様に、CreatorサブスクリプションにはCreator AmbassadorとCreator Standardの2つの選択肢が用意されている。前者は、コンテンツを公開するときに認定を記述することによる割引プラン。これらのプランの料金はそれぞれ月額13.99ドルと19.99ドル。 価格プランは、クリエーターにとって明確かつシンプルにし、用途に合わせて適切になるように設定された。 同社は、今後12か月の間に新しいアーティストのリリースを用意している。なお年間契約では多少割引される。 Music Vineはcinema5Dのパートナーで、ビデオのBGMに使用している。cinema5D読者は、コードC5D25で音楽ライセンスを25%割引で購入できる。(一人当たり1回のみ有効) このコードは音楽の購入にのみ有効であり、サブスクリプションプランは対象外。 記念賞品を用意 新しいサブスクリプションの開始を記念して、Music Vineは6人の顧客にいくつかの賞品(DJI Mavic 2 Proドローン、DJI Ronin-Sジンバルx2、Zoom H5オーディオレコード x3)を用意している。参加する場合は、12月12日木曜日までにMusic Vineサブスクリプションプランにサインアップし、チェックアウト時に‘Enter Prize Draw’チェックボックスをオンにする。
続きを読む2019.6.12 Jeff Loch
Syncly Musicは、単なるストックミュージックライブラリや音楽ライセンスプラットフォームではない。もちろんそれもできるが、主に映像クリエーターを対象としており、Premiere Proに直接統合できる。また、個々の楽器を削除したりテンポを上げたりしてカスタマイズすることも可能だ。 Syncly Musicの概要 Syncly Musicは、映像クリエーターを念頭にゼロから設計された新しいプラットフォームだ。予算が乏しい独立系映像クリエーターにとっては、特に有用だろう。 さて、映像に最適な楽曲を探すのはいつも時間がかかる作業だ。また、折角見つけた楽曲に不要な楽器が含まれている場合もあり、その楽器をミュートできたらどんなに便利だろうか。Syncly Musicなら、これが可能だ。曲を選び、好みに合わせてカスタマイズすることができるのだ。 Syncly Musicの楽曲は各セクションが分離され、これを総合して完成された楽曲としているが、完全にミックスされているわけではなく、分離することができる。たとえば、1つの曲の「アコースティックギター」のセクションのみ分離することができる。他のすべての楽器にも同じことが言える。 Syncly Musicのこのテクノロジーにより、任意の楽器の音量を下げたり、完全にミュートしたりできる。 映像クリエーターのための楽曲ライブラリー Syncly Musicを使用するには、2つの方法がある。直接Webサイトで使用する方法と、Adobe Premiere Pro内の拡張機能を使用する方法だ。Adobe Premiere Proユーザーなら、後者が使いやすいだろう。拡張機能をインストールしてPremiere Proで開くと、小さなウィンドウが表示される。アカウントにサインインするだけで、すぐにすべての音楽ライブラリにアクセスできる。 曲を種類、気分、楽器で検索したり、既存のさまざまなライブラリを参照したりでき、各ライブラリには6つのトラックがある。 トラックを選択すると自動的に再生される。曲の横に3つの選択肢があり、ダウンロードしたり、メールで他の人と共有したり、あるいはカスタマイズすることができる。カスタマイズボタンをクリックすると、選択したトラックのメニューが開く。ここから、各楽器の音量を下げたり、ミュートしたりして、新しいバージョンを作成することができる。ボーカルが不要ならミュートすればよいのだ。 Syncly Musicは、近くVSTバージョンをリリースすると述べている。これは Premiere Proで楽器をキーフレーム設定することができるようだが、詳しい機能は不明。 時間が無い場合は、曲のいくつかのバージョンをクイックプレビューすることもできる。これは、それぞれの曲の3つのバージョン、フル、アンダースコア、スパースバージョンから選択できる。 最後に、テンポを+/-15%調整するためのスライダーも用意されている。これにより曲を速くしたり遅くしたりすることが可能だ。 楽曲が完成したら、ダウンロードボタンをクリックするだけで完了する。Adobe Premiere Proに直接インポートすることもできる。また曲をダウンロードすると、ダウンロードしたレコードのライセンスを電子メールで自動的に送信してくる。これは自分のプロジェクト専用で使うことができる。 改善の余地 もちろん、改善の余地もある。 楽曲がビデオに合っているかを確認するには、タイムラインの先頭に移動し、Premiereで再生をはじめ、すぐにSyncly MusicのPlayをクリックする必要がある。これはあまりに初歩的で、かなり面倒だ。プレビュー時にSyncly Musicが自動的にビデオのタイムラインと同期すると便利だろう。 価格と発売時期 最近の多くの音楽プロバイダーと同様に、Syncly Musicも定期プランを採用している。音楽のニーズが限られている場合や試してみたい場合は、基本無料で毎月1曲ダウンロードできる。ダウンロードした楽曲は個人的なプロジェクト使うことができるが、商用では使うことができない。 プレミアムプランは、月額25ドルまたは年間240ドルで、ダウンロードは無制限で、使用範囲の制限も無い。 現在同社のウェブサイトで入手できる。
続きを読む2019.2.27 Jeff Loch
AI(人工知能)は急速に進歩しているが、これはAIがあなたの映像作品のために完全にオーダーメイドの曲を作るという話。ecrett musicという会社が、AIがビデオに合ったロイヤリティーフリーの曲を作曲するサービスを始めた。 ecrett musicとは? ecrett musicは映像クリエーターに向け、AIを用いた音楽作成サービスを開始した。方法は簡単で、映像作品の種類、ムードを選択し、作成をクリックするだけ。選択された内容に基づいて、AIがオリジナルの曲を生成する。 またプレーヤー画面で、音楽が映像と一致するか確認するためにビデオをドラッグアンドドロップできる。 更に好みに合わせて曲の構造、長さ、そして楽器をカスタマイズすることも可能だ。問題は、それが実際に機能するかどうかだ。 あまりに単純なので、最初は筆者も少し懐疑的だった。しかし、今は結果に驚いている。作成された音楽は筆者のビデオと同期して十分使用に耐えるものだ。気に入らない場合は曲を再生成したり、音楽のパターンを変更したりすることができる。 ecrettでは毎月およそ10万パターンの音楽が生成され、追加されている。 ロイヤリティーと価格 提供されている曲は、個人用、商用問わず無償だ。つまり、月額使用料(あるいは年間使用量)のみで、任意の音楽を好きなだけ使用できる。 ecrettでは2つのプランが用意されている。 個人および小企業の場合、月額5ドル(または年間55ドル) 企業は月額10ドル(または年間109.99ドル) 同様のサービスは多く存在するが、ecrett musicは手頃な価格と言える。人が作る曲と比べるのも面白いだろう。 ecrett musicのWebサイトはこちら。(左上のメニューで日本語が選べる) なお、こちらで無料のお試し機能が使える。
続きを読む2018.9.24 Bato Prosic
音楽ライセンスプロバイダーのMusic Vineは、大規模なインターフェースのアップデートを行った。ユーザーは、新しいインターフェースで音楽を検索したり、ライセンスを取得したりできる。検索カテゴリーの見直し、検索条件の追加、新しいフィルターの導入、ライセンスの構造、そしてワークフローの変更が一新されている。 映像に対し、それに適した音楽が必要なのは言うまでもない。撮影した映像に適した音楽をイメージし、検索する。しかし往々にして、正しいカテゴリーを選択したのか、自分のスキルが足りないのか、サイトやプロジェクト、しまいには自分の生活を疑うようになってしまう。少し大げさかもしれないが、大なり小なりこのような経験はあるだろう。 音楽ライセンスサービスは、この悩みを解決することにおいて、それぞれを差別化している。一見、これらの悩みを解決してくれそうに見えるサイトもあれば、実際に助けてくれるサイトも有る。 Music Vineのインターフェースは、間違いなく後者に属するだろう。 改善点 音楽ライセンスサービスを使用する場合、いくつかの大雑把な選択から始め、曲を絞っていき、最適な選択肢を見つけることが目的となる。 Music Vineが採用しているカテゴリーはよく考えられており、ムード、プロダクションタイプ、ジャンル、あるいは楽器、さらには文化、時代、編集スタイルなどから選択することができる。特に編集スタイルは、Slow-Mo、Fast Cut、Glitch、Timelapseなどのカテゴリーに分けられており、的確なカテゴリーを選択することができる。もちろん、人によっては思ったものではない結果になるかもしれないが、音楽を聴いた経験が豊富であれば、そのカテゴリーの性格を知り、それに応じて選択することができる。 Music Vineは102種類のスタイルカテゴリーを持ち、柔軟な検索ができる。 カテゴリーを選択すると、そのカテゴリー内での「検索条件」が表示される。これらは、選択されたカテゴリーでフィーリングにより絞り込むためのもだ。 381種類のユニークな検索条件が用意されている。検索に使う言葉は別のカテゴリーでも使うことができるが、それぞれ異なった検索結果になっている。これをテストするのは難しいので、とりあえず、何かを検索してみよう。例えばプロダクションタイプに「教育」を選択すると、次のような検索条件が出てきた:「魅力的」、「壮大」、「楽しい」、「インテリジェント」、などだ。説明的な言葉ではある。そこで今度はムードに「クール」を選択すると、表示された検索条件は、「反抗的」、「尖った」、「大胆」、「簡単」、「もやもや」といったものだ。もちろん、自分自身で判断する必要があるが、使われる検索条件はフィーリングを表に出したもので、このほうが分かりやすいのではないだろうか。 フィルター 絞り込む最後のステップは、フィルタリングと並べ替えだ。 Music Vineは、「ムード」、「エネルギー」、「ボーカル」、「デュレーション」のフィルターがある。次に、これらを「関連性」、「新発見」、「最新」、「アルファベット」の順で並べ替えることができる。これには、重み付けのタグを付けることができる。即ち、各曲はスタイルやフィルターで最初にタグ付けされているだけでなく、各曲に複数のタグを付けることができ、これにより優先順位が異なってくる。これは、シナリオや意図により使用できる曲が表示されるので、非常に有用だ。明らかに、ここで使われている分類とフィルタリングの方法は従来の方法と異なっており、その結果は満足できるものだ。もちろん、プレイリストや好みの曲を作ることもできる。 ライセンス 使用したい曲が決まったら、ライセンスの種類や範囲を選択する。ライセンスタイプは使用方法により異なり、配布バージョン、編集バージョン、イベントでの使用方法などを選択する。これらはすべて自分で申告することにより、リアルタイムで価格が表示され、プロセス全体が大幅に合理化される。 Music Vineの視覚的なデザインへの変更は、アイコンや視覚的な表現で創造性を高めており、機能面でも邪魔になるというものではない。むしろ面白くて退屈しないだろう。 改善の余地 フィルターに「テンポ」が無くなったのは完全に理解できるものだ。検索にフィルターが多すぎると、検索結果がなかったりして、最初からやり直すということにもなってしまう。ただ、「テンポ」フィルターは、ほとんどの音楽ライセンスサービスで最もよくあるものだ。必要なものが分かっている場合、曲のタイプとテンポを選択するだけの場合もある。 Music Vineの分類で改善点があるとすれば、分類モデルが複雑すぎる、あるいは単純なシナリオの場合、やや面倒なことがある。しかし実際には、「テンポ」の代わりに「エネルギー」フィルターを使うと、望む検索結果が得られるので、特に大きな問題ではないだろう。 多くの音楽ライセンスサイトも同じだが、スマートフォンのブラウザでの見やすさも改善してほしい点だ。専用のアプリケーションがあれば、かなり使いやすくなるだろう。 Music Vineの今回の改善によって、今後使う機会が増えるだろう。検索、発見、フィルタリング、ライセンス供与のプロセスは分かりやすく、時には楽しくもあり、効率的に作業できる。新しく改造されたMusic Vineはすぐに試すことができる。 なお、下のコードで音楽をダウンロードすると20%割引となる。 C5D20(2019年3月31日まで有効)
続きを読む2018.6.21 Olaf von Voss
サブスクリプションベースの音楽ライセンスプラットフォームであるArtlisは、曲の検索を容易に行えるように、ユーザーインターフェイスを再設計した。また数百もの新しい曲を追加している。 ビデオの編集が終わっても、それは作業の半分に過ぎない。ほとんどの場合、適した音楽が必要になるからだ。映像に最適な曲を探すのは、えてして時間がかかるものだ。 新しくなったArtist 映像に最適な音楽を探すのは、時には苦痛でさえある。従って、音楽ライセンスプラットフォームのプロバイダは、曲の検索方法には熱心に取り組んでいる。 Artlistは一からUIを見直し、複数のタグ、アーティストページなど新たな検索機能を追加しリリースした。以下はそのプロモーションビデオ。 新機能の説明の前に、価格についてお知らせしておこう。 Artlistをご存じない方は、これが曲ごとに課金されるシステムではないことに驚くかもしれない。年間199ドルでダウンロードし放題なのだ。すべての曲は商業用途にも使用でき、YouTubeでの収益化もクリアしている。 新機能 多くの新機能があるが、新しくなったユーザーインターフェイスはもちろん、サイト自体も美しいデザインになっている。 類似した曲とアルバム検索機能 アーティストページ スポットライトコレクション 曲のバージョンリスト 新しい操作パネル 中でも注目に値するのは間違いなく、検索結果に基づいて類似した曲やアルバムを表示する機能だ。これにより曲を探す時間が大幅に短縮されるだろう。 各アーティストには、専用のアーティストページがある。そこから、そのアーティストの他の作品を探したり、似たようなスタイルのアーティストを検索することができる。さらに、テーマやスタイルに基づいて、いわゆるスポットライトコレクションをまとめている。これも、最適な曲を捜す上で大いに有用だ。 価格 価格は当初から年間199ドルで変わっていない。Artistが自分のニーズに合っているか心配な場合は、無料トライアルが用意されている。また、プレビュートラックをダウンロードして、映像とうまくマッチしているかどうか確認することもできる。 Links: Website | previous coverage on cinema5D なお、アートリストカタログを見るための専用アプリが用意されており、ウィッシュリストに書き込んだり、メモしたり、アーティストを事前に選んだりすることができる。
続きを読む2018.4.14 Olaf von Voss
上のビデオは「字幕」ボタンで日本語字幕が表示されます。 Musicbedがサイトのリニューアルを行い、「メンバーシップ」についても新たに発表した。 簡単に説明すると、一つの楽曲へのライセンス購入ではなく、プロジェクトに対しライセンスを定期購入する方法が加わる。 Musicbedメンバーシップの概要 オンラインで楽曲のライセンス販売を行うMusicbed。2011年から始まり、この業界のパイオニアの一つとなっているが、この夏、登録されている楽曲への購入方法に新たな方法が加わる。それがMusicbedメンバーシップだ。従来通り、一つの楽曲に対するライセンス販売は行っていくが、メンバーシップという新しい方法が登場。MusicbedのCEOであるDaniel McCarthy氏はこのように話す。 「Musicbedの新しい方法をご紹介できるのは、非常に嬉しいことです。様々な用途に合わせて、クリエイティブな使い方ができます。例えば、一曲のみ必要な人もいるでしょうし、定期的に必要な人もいるでしょう。そしていま、Musicbedに登録しているアーティストの楽曲をすべて、皆さんに提供できるように努めています」 サービスはこの夏から開始し、月額か年額かを選ぶことで、Musicbedに登録されている作曲家、バンド、アーティストの楽曲のほぼすべてを無制限で使用することができる。価格は曲単位に対するライセンス購入の時と同じで、どのような映像に用いられるかで変わってくる。例えばビッグバジェットの車のCMで、世界中に流れる場合のライセンス料は、同じ楽曲でも、個人のプロジェクトと比べるとかなり高額となる。 Musicbedに登録されているほぼすべての楽曲がメンバーシップで使えるようになるというニュースのほかに、さらに朗報がある。メンバーシップで使用可能な楽曲はすべて著作権が事前クリアとなり、YouTubeへの使用が可能となる。 価格 価格についてはまだ発表されていない。Musicbedは詳細を詰めているとのことだが、安価ではないだろう。というのも、情熱を持って取り組んでいる音楽家たちの楽曲にきちんとしたライセンス料が発生するのだから、安くはない。しかし映像制作者にとって、そうした楽曲は必ず質を上げてくれる。 credit: Musicbed メール登録をしておけば、Musicbedがメンバーシップを開始した際連絡がくる。下記のリンクでチェックしてみてほしい。 Links: Musicbed.com
続きを読む2017.6.28 Fabian Chaundy
音楽ライセンスプラットフォームのニューカマー、Soundstripeは、Webサイトのオーバーホールを行うと同時に多数の新機能を立ち上げ、新しくなった。記事の最後にディスカウントクーポンコードが用意されている。 昨年の記事でSoundstripeを取り上げ、さまざまな音楽ライセンスサイトを比較した。当時はサービスが始まったばかりで、機能的にもシンプルなものだった。手頃な価格だが、弦楽器系の曲は無く、毎月契約ベースの音楽ライセンスサービスだった。しかし、数か月後に、ユーザーの使用量に応じて音楽ライセンスの価格を決める階層システムを廃止した。これにより、Soundstripeは非常に競争力のある選択肢になった。 Soundstripeは、開始からわずか1年の間に、様々な新機能を提供する新しいサイトを立ち上げた。下は、創設者の二人からのメッセージビデオだ。 Soundstripeの新機能 新しいサイトでは、ミュージックトラックのプレイリストを作成できるようになり、候補のアイデアをクライアントやチームメイトと簡単に共有することができる。これにより、リンクやトラック名のリストを送ったりする必要がなくなった。さらに、ムード、ジャンル、ペース、あるいは楽器による絞り込み検索などが適用できるようになった。 Some of the site’s new features. 価格は月額15ドルで、いつでも退会可能。年間契約の料金は135ドルで、25%の割引となる。クーポンコード “CINEMA5D”を使用すると10%割引になる。 こちらの発表ブログに同社の今後の展望が語られている。
続きを読む2017.6.15 Fabian Chaundy
Filmstroの音楽スコアリングアプリの最新のアップデートは、スタンドアローン版の拡張ライブラリと様々な便利な機能が追加されている。 映像に使用するBGMなどの音楽には頭を悩まされる。 映像にピッタリ合う、ライセンスベースの音楽素材を探すのも結構手間がかかるものだ。このような場合、Filmstroのようなアプリで、自分でアレンジしてしまうのも一手かもしれない。Filmstroは直感的で楽しく使用できるアプリだ。当サイトでも、お世話になっているアプリのひとつで、以前のレビュー記事(英語)もあるので、参考にして欲しい。 今回このFilmstroのスタンドアローン版がメジャーアップデートを受けた。スタンドアローン版では、インターフェースにいくつかの新しい機能が追加されており、全体的な操作性がより合理化されている。 Filmstroがアップデート Filmstroの今回のアップデートでは、一般的な更新に加えて、様々なジャンルにまたがる60以上のアルバムを収蔵している。しかしライブラリが豊富な分、最適な曲を探し出すのも、また大変だ。 Filmstroには、簡単なナビゲーションを行うコレクション機能と、候補を保管しておくお気に入り機能がサポートされている。 Filmstro’s new Favourites features. ライブラリには、ダウンロード可能なコンテンツの数が日々追加されている。ラップトップを使用している場合などでは、ストレージを気にする必要も出てくるだろう。新しい機能では、ひとまとめにしてダウンロードするのではなく、個々のアルバムや曲をダウンロードすることもできるようになった。また、新しい曲を1か所にまとめてグループ化し、そのビデオに最適な曲を簡単に見つけることができるようにもなっている。 Filmstroは、より高い要求を持つユーザーには少し制限があるかもしれないが、シンプルな3スライダーインターフェイスでボリュームを上下できる機能は実に便利なツールで、操作性の自由度も高い。また、Premiere Proと統合して使用することができ、さらに便利になった。これにより、スタンドアローン版にインポートするため、ビデオ編集データをエクスポートする必要が無くなった。以下はFilmstroのビデオチュートリアルビデオ。 Filmstroはこちらからダウンロードできる。
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