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ソニーRX100VIIレビュー

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ソニーがRX100 VIIを海外で発表した。従来モデルのRX100 VIを発表してから1年以上が経過しているが、その間開発された新技術が詰め込まれている。そこでRX100 VIIを例によってビデオ撮影の観点からレビューするが、特にブロガーの観点から見てみたい。

Sony RX100 VII – Same focal length as before

今は7月の終わり。RX100 VIIを手に入れたのでレビューしたい。このカメラをレビューする上で、どのようなユーザーが想定されるか考えると、やはりブロガーだろう。小型で軽量、かつビデオ撮影に向いたカメラが望まれる。

RX100カメラファミリーを見ていると、ソニーはこのようなマーケットも想定しているように思える。

The Evolution – A slide from Sony’s presentation

RX100VIIの改善点

新しいCMOSセンサーとBIONZ Xプロセッサーを搭載したことで、より正確なオートフォーカス性能を達成することができた。さらに、4K HDRビデオは、ピクセルビニングなしのフルピクセル読み出しを実現している。 (1.7倍オーバーサンプリング)。更に手振れ補正機能も進化している。なお、縦位置撮影することもできる。ビデオはスマートフォンや編集システムに転送する場合メタデータも追従するので、必要に応じて縦長方向の編集も可能だ。

Sony RX100 VII – The much requested mic input jack

RX100 VIIの新機能

ブロガー向けの機能も進化している。 RX100 VIから進化した大きな点は、3.5 mmのマイク入力と強化されたオートフォーカスシステムだ。リアルタイムトラッキングとリアルタイムアイオートフォーカスがサポートされた(アニマルアイAFも可能)。ただしヘッドホンジャック、内蔵NDフィルター、そしてビデオ専用メニューは相変わらず対応されていない。

Sony RX100 VII – Ready for vlogging

Sony’s new accessory holder

使ってみて

使い勝手とレンズの焦点距離に関しては、従来モデルと変わらない。光学手振れ補正は良くできているが、ブロガーの観点で歩いたり話したりする場合、まだ改善の余地がある。しかしコンパクトなカメラながら映像は素晴らしいものだ。また、ズーム範囲が広いため、必要に応じて浅い被写界深度を簡単に作り出すことができる。屋外で撮影していてやはり欲しくなるのは、内部NDフィルターだ。またオーディオはブロガーにとって重要な機能だが、プリアンプの音量が大きすぎるように思われる。録音レベルをかなり下げないと、音が歪んでしまう。さらに、オーディオのモニタリングは必要不可欠だが、ヘッドフォン出力が無いのは非常に不便だ。更に、このカメラのメニュー構造は、はっきり言って使いにくい。折角カメラが良い機能を持っていても、メニュー構造がそれを台無しにしてしまっている。必要な機能を瞬時に探し出せるように、異なるメニューカテゴリ間をジャンプできるような構造が望ましい。ここは、このカメラの残念な点だ。

Sony RX100 VII – The EVF is still there

まとめ

RX100 VIIは、全体としては良くできたカメラだ。 小型軽量のボディの中に、先進の技術が詰まっている。 さて、ブロガーにお勧めできるカメラかという点について考えてみると、オートモードで撮影する場合は、音声モニターをしなくても良いのでお勧めできる。

筆者はRX100 VIが発表されたとき、そのレビューで1200ドルはブロガーには高すぎないかと書いた。RX100 VIIの価格は、従来モデルと同じに設定されている。即ち、ブロガーには依然として高価なカメラと言わざるを得ないが、この機能を必要とするユーザーには適したカメラだろう。

 

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