広告

SmartCineがスマートフォン撮影のオールインワンソリューションを発表 - リングライト、マイク、レンズ、ハンドル

SmartCineがスマートフォン撮影のオールインワンソリューションを発表 - リングライト、マイク、レンズ、ハンドル

SmartCineは、スマートフォン撮影のためのオールインワンのソリューションを提供しており、ハンドル、リングライト、レンズアタッチメント、マイクが付属している。なお、これはスマートフォンリグの大手メーカーSevenoakとMOVO Photoのクラウドファンドを受けて実現している。SmartCineは現在、資金調達目標の400%を超えている。

最近、Pictar Proの記事をリリースしたが、これもスマートフォンカメラをもっと使いやすくする機材だった。 SmartCine Rigも同じ目的の製品だが、レンズ付きスマートフォンホルダーのような形のもので、ほとんどのスマートフォンに合わせて調整できる。いくつかのつまみを緩めて、レンズをスマートフォンカメラに合わせるのだが、これにより、別途アクセサリーレンズを使用する必要はない。

レンズ

Lens attachment and ring light on the SmartCine rig

SmartCine Rigには、レンズアタッチメントに装着する、0.65倍の広角と180°の魚眼レンズの2つのレンズが付属している。レンズの周りには、36個のLEDで構成される昼光色LEDリングライトが装着されており、これは3段階で明るさが調整できる。明るさに応じて異なるが、リングライトは内部バッテリーで1〜4時間稼働し、MicroUSB経由で充電することができる。

Field of view from the SmartCine’s included lenses

SmartCine Rigには底面に1/4 “-20ネジがあり、三脚に取り付けたり、付属のラバー製ハンドルに取り付けることができる。ハンドルにも1/4 “-20ネジと着脱できるリストバンドがある。

有線と無線が選択できるマイク

SmartCine Rigは2種類用意されている。一つはSmartCine Stereoで、上部には高音質の無指向性コンデンサーステレオマイクロフォンが装着されている。90°のピックアップパターンとスイッチ、ローカットフィルター、および+ 10dBのゲインブーストを備えている。このキットには、スマートフォンをステレオマイクに接続するために必要なアダプターとケーブルがすべて付属している。なお、内蔵マイクは約50時間使用できる。

The SmartCine Stereo’s microphone

もう一つはSmartCine Wirelessで、ステレオマイクの代わりに2.4GHzワイヤレスレシーバが搭載されている。また、ベルトクリップ付きのトランスミッターとラべリアマイクが付属している。トランスミッターは単3電池で動作し、約15mの到達範囲を持つ。0.1%以下の低歪率、および76dBの良好なS/Nも特長だ。

使用感

Kickstarterのページで触れられているが、SmartCineには手振れ補正機能は無く、短い、固定されたグリップが付いているだけだ。

また、スマートフォンをチルトさせることもできない。これはリングライトがスマートファンのカメラに固定されているからだが、やはり使いにくい。特にブログ用のビデオのように自撮りをする場合、モニターすることができない。結局、グリップや照明を使わずに自撮り用カメラを使って撮ることになる。照明も含めて自撮りできるのなら、もう少し使えるのだが。

SmartCine Rigのコンセプトは悪くは無いのだが、多少詰めが甘いところがある。ただ、音に関しては、低価格であることも考えると、バックアップリグとして使えるだろう。SmartCine Rigは現在Kickstarterに掲載中だ。

Leave a reply

Subscribe
Notify of

フィルター
全て
ソート
latest
フィルター
全て
ソート
latest

CineDコミュニティエクスペリエンスに参加する