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RØDEがVideomic Pro+ とVideomic Soundfieldマイクロフォンを発表

RØDEがVideomic Pro+ とVideomic Soundfieldマイクロフォンを発表

RØDE Microphones50周年記念モデルとしてオンカメラマイクロフォン2モデルを発表した。一つは一般的なVideomicシリーズの Videomic Pro+と、もう一つはVR360°マイクのアンビソニックマイクだ。

まず VideoMic Pro++を見てみよう。先代のモデルと同じ外観で、指向性の改善が図られている。ユーザーコントロールはStereo Videomic Xと同じデジタル制御で、照明用のボタンもついている。

Videomic Pro+

RØDE VideoMic Pro++コントロールボタン

背面のコントロール部には、出力レベルコントロール、75Hzと150Hzの2段ハイパス・フィルター、およびハイカットフィルターがある。マイクカプセルは以前より高い位置にあり、外部ノイズに強くなっている。

以前のモデルではケーブルだったところには3.5mmの着脱可能な出力ジャックがある。これにより、RØDE SCケーブルでカメラの3.5mmジャックへ、あるいはカメラやレコーダーのXLRへの入力ができるようになっている。

VideoMic Pro++内の新しいLB1リチウムバッテリ―はRØDEマイクの”新しいスタンダード”と言われるもので、これにより100時間以上の連続使用が可能になっている。また、このバッテリーはUSBポート経由で、2時間で充電できる。9Vバッテリーに代え、単3バッテリーが使用されている。

RØDE VideoMic Pro++ プラグインパワー

新設計のマイクロファイバー製ウインドシールドとともに、 VideoMic Pro++は自動電源感知機能を備えている。これはマイクケーブルがカメラに接続されたことを検知して、マイクロフォンの電源を自動的にオンにする機能。ケーブルが抜かれると、電源は自動的にOFFになる。これは電源の入れ忘れを防ぐ機能として大変有用だ。もちろん消費電力を抑えることにも貢献する。

もう一つの新製品はRØDE Videomic Soundfieldというもので、4個の単一指向性マイクにより360°の方向の音を拾う。(Aフォーマット) カプセルは4面体で超低ノイズの特性を持つ。マイクロフォンの指向性は3つのパターンから選択できる。

最初のパターンは VideoMic Pro++と似ており、マイクロフォン正面のモノラル音を拾う。二つ目は狭いステレオの角度で、マイクの後ろの音は極力拾わない。3つ目はワイドなステレオで完全なアンビエントサウンドの集音となる。

Rode Videomic Soundfield 指向性パターン

マイクロフォンは“Aフォーマット”と呼ばれる仕様で集音するが、マイクロフォンの中でアンビソニックサウンドの業界標準であるBフォーマットを作成する。Bフォーマットの4チャンネルサウンドはマルチピンコネクターを介してVideomic Soundfieldから出力され、ポストプロダクションで独自の指向性パターンを作成する事ができる。

VideoMic Pro++同様、3.5mmジャック出力コネクタはロック機構を持ち、RØDEのケーブルやアダプターを使用できる。同社は、 VideoMic Pro++が新しいバッテリー規格にを採用していると述べているので、おそらくSoundfieldも対象と思われる。

Videomic Soundfieldは映像制作で360°音源を可能とするが、これにより360°音源の映像が増えるだろう。このアンビソニックマイクロフォンにより、多くの視聴者は手軽にバーチャルリアリティーの経験をできるようになる。

発売時期と価格は未定だが、NABやIBCで何らかの発表があると思われる。

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