PortKeysがOEYE-3Gビューファインダーを発表
3月下旬に、中国の会社PortKeysがOEYE-3GというEVFを発表した。NAB 2019で同社にこの0.7インチ1080P OLEDディスプレイEVFについてインタビューした。
OEYE-3G はSDI、HDMI、USB入力と、SDIおよびHDMI出力が可能。 HDMIで1秒間に24フレームの4K DCI を入力できるほか、24/25/30 fpsで4K UHDが入力できる。ただしSDI入力ポートは最大60 fpsの1080P信号のみ入力可能だ。 なお、HDMIとSDIで相互変換することはできず、入力SDI信号はSDIでしか出力できない。 HDMIも同様だ。
筐体はアルミニウム製で、重さは400グラムと軽量。 3つのカスタムユーザーボタンがあり、ARRIロゼットまたは2つの1/4インチネジでEVFをマウントできる。背面にはオーディオモニター用のヘッドフォンジャックもある。
7-24V Lemoポートから給電が可能だが、バッテリーは持たない。メニュー/ UIは直感的に理解でき、ピーキングは見やすい。
OEYE-3G EVFはUSBポートを介してアップグレード可能で、以下のような多くの機能がサポートされている。
- 3D LUT
- ピーキング
- 偽色
- ゼブラ
- 波形
- オーディオメーター
- ズーム
- 明るさ/コントラスト/彩度/シャープネス/色合い/色温度/バックライト調整
- ディスプレイ/ OSDフリップ
- H / Vディレイ
- ガイド、グリッド、およびクロス
- 最大30種のLUTをサポート。
PortKeysのサイトが無いのでこれ以上の詳細は不明だが、この製品は有望に見える。
価格は1,199ドルで、5月上旬に出荷予定。