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MiggoがPictar Proを発表 - スマートフォンをもっとカメラらしく

上のビデオは「字幕」ボタンで日本語字幕が表示されます。

 

イスラエルの会社Miggoは2016年にPictar Oneを発売した。 これは、iPhoneの写真やビデオの機能をコントロールし、使いやすくするためのハードウェアデバイスだ。それから2年あまり経過したが、Miggoは再びKickstarterにPickar Proを出品した。

Pictar Pro

この新しいバージョンでは、メタルボディ、改良されたより大きなダイアル、スマートフォンをワイヤレスで充電する内蔵バッテリー(スマートフォンがワイヤレス充電をサポートしている場合)、そして最も重要なのは、以前のPictar Oneよりも優れたビデオ機能を備えていることだ。最近のすべてのiPhone(plusとmaxを含む6からXまで)と多数の主要なAndroidモデルに対応する。

Pictar Proの概要

Pictar Proは、DSLRカメラのボタンやダイヤルをスマートフォンで実現するもので、スマートフォンを本格的なカメラとして使用できる。 4つのコントロール部、コールドシュー、およびユニット自体の人間工学的形状を持ち、専用のカメラのように使用することができるまた、アプリが用意されており、これで様々な設定も行うことができる。Pictar Proをカメラに取り付けることにより、スマートフォンカメラを最大限に活用することができる。

Pictar Pro

Pictar Proは、これ1台で様々なスマートフォンに対応できる。スマートフォンが大型であっても大丈夫だ。 Pictar Proにスマートフォンを固定するだけで、すべての設定が完了する。Bluetooth接続ではないので、接続を待つ必要は無い。

Pictar Pro

Pictar Proは、それぞれのダイアルやスイッチから、非常に高い周波数の短いオーディオ信号を出力する。これらの音は人には聞こえないが、スマートフォンのマイクが拾い、Pictarアプリに送られる。これらの音は、カメラの制御コマンドに変換されているのだ。これにより、Bluetooth接続での待ち時間が無くなるだけでなく、バッテリーの持続時間が延びる。

Pictar Pro

この新しいモデルは、ビデオ撮影に対しても新機能を備えている。ユニットの底部に1/4 20ネジがあり、上部にはコールドシューマウントが備わる。さらに、Pictar Proの側面に外部マイクを接続すると、スマートフォンで録音することができる。

ビデオ機能

嬉しいのは、スマートフォンの画面でモニターするだけではなく、、専用のファインダーを使用できることだ。Pictar Proには折りたたみできる小さなビューファインダーが付属しており、画面がビューファインダーの視野に合わせて縮小される。明るい環境で撮影するときは非常に使いやすい。

Pictar Pro

Pictar Pro

更にズームレバーで、スムーズにズームイン/ズームアウトすることができる。従来のPictar Oneでは、ダイヤルでズームができたが、スムーズなものではなかった。もちろん、ズームスピードを調整することもできる。なお、新しいアプリでは、ビデオの手ブレ補正機能も追加され、フレームレートも選択できるようになった。

アプリの機能

Pictar Proを使用するには専用のPictarアプリをインストールする必要がある。これはiOSとAndroid版が用意されており各種の設定ができるが、これにより本格的なカメラとして使用できる。例えば、シャッターボタンを半押しして露出/フォーカスをロックし、フレーミングし直してシャッターを切ると言ったこともできてしまう。 スマートフォンでは、もちろんこのようなことはできない。更に、写真はRAWまたはTIFF形式で記録される。

Pictar Pro

ビデオに関しては、ズームスピードの設定、ヒストグラムの表示、シャッタースピードやISO、フレームレートの設定ができ、マニュアルフォーカスでの撮影も可能だ。

Pictar Pro

なお、Pictar Proを装着してもレンズ近辺を塞がれることはないので、スマートフォンのカメラに好みのクリップオンレンズを付けることができる。

主な仕様

Pictar Proは、110 x 95.4 x 35 mmの大きさで、重さは225g。Pictar Pro本体に、ファインダー、リストストラップ、ネックストラップ、キャリングケース、充電ケーブル、および取扱説明書が同梱される。もちろん、アプリは無料でダウンロードできる。

サポートされているスマートフォンは下の通り。(2018年8月1日現在)

Pictar Pro

このリストは定期的に更新されるので、自分のスマートフォンが見つからない場合は、Kickstarterのキャンペーンページで最新情報を確認していただきたい。なお、新しいiPhone Xs、Xs max、Xrもサポートされている。

価格と発売時期

Pictar ProはKickstarterのサイトで入手できる。購入ではなく投資なので、商品化が成功したらPictar Proを購入できる。 このキャンペーンは、今から2ヶ月近く続く。 価格は早期申し込みの場合119ドル、通常のKickstarter価格は129ドルだ。キットも用意されている。 出荷は2019年3月頃の予定。

Kickstarterはオンラインショットではなく、クラウドファンディングのプラットフォームなので、必ず製品が手に入る保証はない。 ただ、前のPictar Oneのキャンペーンは大成功だったので、今回も成功する可能性は高いだろう。品質も期待できる。

Pictar Pro

Links: Kickstarter | mymiggo.com

 

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