パナビジョン(Panavision)がラージフォーマット対応レンズを発表
上のビデオは「字幕」ボタンで日本語字幕が表示されます。
ハイエンドの映画製作機材メーカー パナビジョン(Panavision)は、Cine Gear 2018で4本のレンタル専用レンズラインアップを導入した。
なお、Cine Gear 2018でパナビジョンはDXL Mカメラ(記事はこちら)も発表している。 下は新しいレンズのプロモーションビデオ。
Now, lets dive in:
Primo X:Primo X(上記写真の左端)は、ドローンやジンバル用途を想定している。耐候性があり、14mm T3.1、24mm T1.6、24-70mm T2.8ズームの各バージョンが用意されている。これらのレンズは重心が一定に設計されており、側面のLCDは距離情報を表示する。すべてのレンズデータは電子的に処理される。Primo Xは2019年からレンタル開始予定。
H Series:ビンテージ感のある球面レンズ。リアルなヴィンテージガラスとコーティングを施されたH seriesは、肌の質感を重視し、画像をソフトに仕上げる。
PanaSpeed:PanaSpeedはパナビジョンの有名なPrimoラインアップの大幅なアップデートで、2018年の第3四半期にリリース予定。
Ultra Vista:アナモフィックはパナビジョンのお家芸とも言える。Ultra Vistaは大判カメラ対応のアナモフィックレンズだ。Ultra Vistaシリーズは、1.6倍の圧縮で8Kをカバーし、縦横比2.76:1のアスペクト比で、アナモフィック撮影する。水平フレア特性と楕円形ボケが特長。新しいUltra Vistaのラインアップは2019年にリリース予定。Ultra Vistaで撮影したビデオはこちら。
インタビュービデオでは、パナビジョンレンズ扱い方についても触れている。 価格については、同社はプロジェクトレンタル価格のみ言及している。