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パナソニックがGH5ファームウエア2.0をリリース

パナソニックがGH5ファームウエア2.0をリリース

パナソニックは、GH5のファームウェアアップデートバージョン2.0をリリースした。今人気のミラーレスカメラがだ、更に多くの新機能が追加される。 GH5ファームウェアアップデート2.0はこちらからダウンロードできる。


GH5ファームウェア2.0の新機能

ファームウェア2.0で最も期待される機能は、10ビット4:2:2、6K 4:3アナモルフィックモード、HLG(ハイブリッドログガンマ)カラープロファイルだ。また最大400Mbpsの高いビットレートを持つALL-Intraコーデックも搭載される。加えて、報告されているバグの修正も行われている。追加機能の全リストについては、同社のWebページを参照いただきたい。

“LUMIX Tether” PCソフトウェアとの互換性

LUMIX Tetherソフトウェア(Windows用)を使用することで、カメラをパソコンからリモートコントロールすることができる。 LUMIX Tetherはこちらからダウンロードできる。

改良されたオートフォーカス

  • ビデオ録画中のオートフォーカス追従性を向上
  • ライブビュー中は、AF枠を「マルチAF」と「カスタムマルチAF」に常時表示することができる
  • 「マルチAF」のAFエリアは、一方の端に達すると他方の端(横、上、下)にループ移動
  • あらかじめ「追尾AF」でAFロックの開始点をライブビュー画面で設定することができる

ALL-Intraビデオ記録モード

新たに4:2:2 10ビットALL-Intraビデオ録画モードが4K / FHDビデオ録画に追加された。4Kで400Mbps、FHDで200Mbpsのビットレートで記録される。ビデオスピードクラス60(最低書き込み速度60MB/s以上)やより高速のビデオスピードクラス90のSDカードが推奨されている。

4K HDRビデオ記録

Photo StyleにHLG(Hybrid Log Gamma)が追加された。ハイブリッドログガンマは、Rec.709モニターとの互換性があり、HDRモニター上ではより広いダイナミックレンジで表示することができ、HDR撮影の主流と考えられている。(ただし、グレーディングはほぼ不可能)。 HDRのカラースタンダードであるITU-R BT.2100と互換性のあるガンマカーブでHLGビデオを記録する。 HLG用の低ビットレート記録モードとして4K HEVC(H265)も追加された。これにより、4K HDR TVなどのHEVC(H265)圧縮フォーマットに対応したAV機器での再生が可能になる。

アナモフィックビデオ記録モード

高解像度のアナモフィックモード(H265で記録)は、有効エリア18メガピクセル全体を使ってビデオ記録する。「アナモフィックデスクイーズ表示」機能も追加されており、2.0倍と1.33倍のアナモフィックレンズで記録しながら、シネスコープサイズに引き延ばした映像を確認できる。更にビデオを録画するときに、Cinescope、16:9、1:1などのさまざまなアスペクトで画像を表示するために、「ビデオガイドライン表示」が追加されている。これは、アナモフィックモードだけでなく、他のビデオ録画モードでも使用できる。

本体内手振れ補正機能の改良

「I.S. Lock(ビデオ)」モードが追加された。これは、アングルが固定されているときの手振れを補正する。 また、2.0倍や1.33倍のアナモフィックレンズを使用するときに最適な補正を行う、新しい手振れ補正モードも追加されている。 VFR(Variable Frame Rate)撮影モードでは、他社の交換レンズを使用した場合に手振れ補正が作動しない場合があったが、これも修正されている。

ホワイトバランス設定の補正

2軸ホワイトバランス補正で色温度を調整した後にK(ケルビン)値を変更した場合、設定がリセットされる場合があったが、このバグも修正されている。

省電力ファインダー撮影機能の使い勝手改善

省電力ファインダー撮影機能はすべての撮影待機画面で使用できるようになった。

ワイヤレス機能

「Bluetooth(R)リモコン」機能は、「Panasonic Image App」で使用することができる。このアプリはGH5ファームウェアのリリースと同じタイミングでアップデートされる。電源を切ったときに画像送信が完了していない場合は、自動転送機能により再度電源を入れたときに送信を再開する。

その他の改善項目とバグ対策

  • 再生ズームとマルチ再生でFnボタンを使用した評価機能を利用できる
  • Fnボタンには、次の機能を割り当てることができるようになった。「常時プレビュー」「4Kフォト一括保存」「下限シャッター速度」「RAW現像」「RECボタン動作」「SDカードスロットの切替」「マイクレベル設定」
  • DISP.ボタンはロックできるようになった。
  • Relay Recで、ビデオファイル番号をリセットできない場合があったが、修正された。
  • Relay Recで、SDメモリーカードのフォーマット後にビデオファイル番号がリセットされる場合があったが、修正された。
  • Backup Recでは、リセットを適用してもファイル番号がリセットされない場合があったが、修正された。
  • 拡張ISO、「i.Dynamic」(インテリジェントDレンジコントロール)、およびハイライトシャドウ時の画質が向上した

新機能には新しいメモリーカードが必要

パナソニックでは、多くの新機能で最低60MB/sの書き込み速度を保証するスピードクラス60のSDカードを推奨している。残念ながら、現時点では、このクラスのSDカードは選択肢が少ないが、今後徐々に増えることが期待される。スピードクラス90のSDカードは更に少ない。もちろんこれらは高価だが、高画質やハイスピードでの記録には不可欠だ。

GH5ファームウエア2.0はこちらからダウンロードできる。

 

フジヤエービックのショップサイト

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