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FiLMiC ProがDoubleTakeを発売 - 1台のiPhoneでマルチカメラ撮影

FiLMiC ProがDoubleTakeを発売 - 1台のiPhoneでマルチカメラ撮影

DoubleTakeは、FiLMiC Proの無料のスタンドアロンカメラアプリで、任意の2つのカメラの1080p映像を同時記録できる。

FiLMiC ProのChris Cohen氏は、2019年9月にAppleキーノートでステージに上がり、iPhone 11でのマルチカメラ記録を紹介した。その後、この機能はiPhone XSや11世代のiPhoneで実現された。

DoubleTakeは、誰でも簡単に使えるように設計されている。従来のFiLMiC Proとは対照的に、DoubleTakeは技術的な設定はアプリがやってくれる。ユーザーは録画する2台のカメラと、録画方法を選択するだけでよい。

マルチカム録画を使用するにはいくつかの方法がある。

ディスクリートモード

ディスクリートモードでは、任意の2つのカメラを選択し、個別のビデオファイルを記録できる。記録されたファイル名にはAとBのラベルが付けられる。これらは開始点と終了点が同じで、長さも同じだ。これにより、ファイルの管理や編集が簡単になり、必要に応じて両方の映像をカット編集できる。撮影時は、最初に選択したカメラが全画面表示され、もう一つはウィンドウに表示されるが、両方とも別々のビデオファイルとして記録される。ウインドウに表示されている映像は、フルスクリーンにしてフォーカスやと露出を設定することができる。

ピクチャーインピクチャーコンポジットモード

Picture in Pictureは、選択したカメラの1つがフルフレームで、もう1つがウィンドウ化され、これをビデオファイルとして記録する。ウィンドウの位置は、さまざまな位置に移動できる。フルフレームにしたり、ウィンドウに戻すこともできる。画面からスワイプしたり、また戻したりも可能だ。このアクションはすべてビデオファイルに記録される。

スプリットスクリーンコンポジットモード

スプリットスクリーンコンポジットモードでは、選択した2台のカメラの映像が50/50に分割されて記録される。映像は1080pで記録され、高画質を保っている。フレームレートは24、25、または30 fpsを選択できる。

DoubleTakeの制限

DoubleTakeは使いやすいように設計されているため、FiLMiC Proよりもはるかに幅広いユーザー層がターゲットになる。また、今後のFiLMiC Pro V7に高度なマルチカムが追加されると、将来的にこれらも追加されるだろう。

DoubleTakeは1080p記録に制限されているが、これはアプリではなくAPIによる制限だ。露出、ホワイトバランス、フォーカスはオートのみだが、選択したカメラのトーンは一致している。操作は画面をタップして露出やフォーカスをコントロールする。

DoubleTakeを始めるには

DoubleTakeのチュートリアルビデオも用意されている。

簡単にマルチカメラ撮影を実現

DoubleTakeはApple Keynoteで紹介された通り、誰でも簡単に使用できる。もちろん、4Kで記録できないことにがっかりするユーザーもいるだろうが、春の終わりまでにFiLMiC Proのマルチカムアップデートが行われ、より高度できめ細かなマニュアルコントロールが可能となるだろう。今後もスマートフォンの進化は止まらない。

DoubleTake for iPhoneは、App Storeで入手できる。

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