マンフロット（Manfrotto）は、ビデオ用フルードヘッド、マンフロット504Xをリリースした。従来の504HDビデオヘッドの改良版で、最大耐荷重は12Kgとなっている。またフラットベースマウントを持ち、最大6.5Kgの4ステップカウンターバランスシステムを備えている。
504Xの概要
Manfrotto 504Xフルードビデオヘッドは、従来の504HDを進化させたもので、自重は2Kgとよりコンパクトで軽量になっている。
Image credit: Manfrotto
ビデオの撮影で便利なのは、新しいフラットベースだ。 504Xのオリジナルのデザイン機能の多くは、Nitrotechシリーズの608/612ビデオヘッドに由来している。
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504Xの新しいパン/チルトブレーキと調整メカニズムは、Nitrotech 608/612に似ている。付属のパンバーを三脚ヘッドの両側に取り付けることができ、両方のパンバー取り付けポイントには3 / 8-16インチの取り付けネジが付いており、回転防止およびARRIピン互換となっている。
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ヘッドの後ろに、パンロックノブと、照明付きのバブルレベルがある。暗い場所でも水平を確認することができる。
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Manfrotto 504Xの優れた機能の1つは、サイドロックメカニズムを備えた新しいスライドプレートアタッチメントだ。背面からスライドさせなくても、カメラを三脚ヘッドに直接着脱できる。
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504Xの機能
Manfrotto 504Xは最大12Kgの耐荷重がある。ただし、耐荷重全域でカウンターバランスが取れるわけではない。
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カウンターバランスは6.5Kgまでで、4ステップとなっている。また、カメラの重心の最大高さは55mmとなっている。筆者はManfrotto 608三脚ヘッドを所有しているが、キヤノンC200の重心が高すぎて正しくバランスを取ることができないという問題がある。
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なお504Xは、-30°Cから60°Cまでの温度範囲で動作する。ヘッドはアルミ製で堅牢に作られている。
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価格と発売時期
Manfrotto 504Xビデオヘッドは現在399ドル。また、新しいFast Twin三脚を含む、三脚キットも選択できる。
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