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Magic Cinema ViewFinder - スマートフォン使用の無料ロケハンアプリ

Magic Cinema ViewFinder - スマートフォン使用の無料ロケハンアプリ

Magic Cinema ViewFinderは、iOSおよびAndroidスマートフォン用のアプリケーションで、ロケハン(location scouting)に便利。同様のアプリがすでに存在するが、Magic Cinema ViewFinderは無料だ。

スマートフォンでロケハン

従来は、ロケハンはコンパクトカメラなどで静止画を撮影していた。今でも、多くの場合それは変わらない。しかし、現在は高性能のカメラを備えたスマートフォンがあり、ロケハンをサポートするアプリが登場している。 Sun Surveyorなどのツールを使用すると、時間と太陽の位置が確認できる。また、グリーンスクリーンの照明が必要な場合、Green Screenerは優れたアプリだ。しかし、最も便利なものの1つはCadrageだろう。これは、ロケハン用のファインダーツールだ。

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Image credit: Holger Link

これらのスマートフォンアプリはどれも優れたもので、ロケハンをサポートしてくれる。ライトメーター、カメラ、コンパスなどの機能を一つのデバイスに持つことができる。

ロケハンアプリの有用性

一般的に、ロケハンアプリはかなり使えるツールだ。まず、プロジェクトに使用するカメラとセンサーのサイズを選択することから始める。これを設定すると、任意の焦点距離で映像を見ることができる。写り込むのを避けたい建物があったり、狭い場所では特に有用だ。

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Image credit: Magic Cinema ViewFinder

これらのロケハンアプリは、使用するカメラと場所に応じて適切なレンズを選択するのに役立つ。また、任意のカメラとレンズで静止画やビデオを撮影し、後で適切なロケハンレポートを作成できる。

しかし、これらのアプリはすべて数ドルの費用が必要だった。 しかしMagic Cinema ViewFinderは無料だ。

Magic Cinema ViewFinder主な特徴

まず、Magic Cinema ViewFinderはカメラごとにバージョンが分かれており、その一つはブラックマジックデザインのカメラをエミュレートできる。その他のアプリケーションでは、Lumix、キヤノン、ニコン、ソニー、ARRI、およびREDカメラ用が用意されている。 Magic ViewFinderには、iOSとAndroid版でそれぞれ複数のバージョンがある。すべてのカメラがサポートされた一つのバージョンがあればよいのだが、将来リリースされることを期待したい。すべてのMagic ViewFinderアプリは無料だ。

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Image credit: cinema5D

Magic Cinema ViewFinderのユーザーインターフェイスは分かりやすい。真ん中に映像が表示され、右側に表示されている焦点距離を調整するスライダーがある。すべての操作部はフレームの周囲にあり、直感的だ。

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You can adjust the white balance, focus, and exposure settings. Image credit: cinema5D

左下にはホワイトバランス、露出、フォーカスの設定がある。これらはタップしてオートかマニュアルを切り替えることができる。

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Image credit: cinema5D

右上では、16:9、4:3、3:2、2:40、5:4、1:1のフレームガイドを選択できる。他のオプションが必要な場合は、プレミアムバージョンを購入する必要がある。プレミアムオプションについては後半で説明する。

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Image credit: cinema5D

画面の上部で、LUTを選択できる。 BMDフィルムエミュレーション、KDX、ティール&オレンジ、ポスタライズなどのような多数の組み込みLUTが用意されている。 LUTボタンの隣には、「参照」オプションがあり、これを使用すると、カメラと焦点距離を参照し、選択できる。

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Image credit: cinema5D

右上のカメラボタンをクリックすると、メインメニューが開き、ここからカメラを選択できる。また、Speedboosterなどの光学アダプターを使用するか、アナモフィックレンズで撮影するかなども選択可能だ。これらの機能はすべて無料で利用できる。

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Image credit: cinema5D

すべての設定が完了したら、右下のキャプチャボタンで写真かビデオを撮影できる。なお、無料版では音声なしで最大5秒のビデオしか録画できない。ただし、Magic Cinema ViewFinderの主な目的は静止画を撮影することだ。

写真を撮ると、ライブラリに保存され、カメラやレンズの設定はすべて画像の上部に書き込まれる。

Magic Cinema ViewFinder Premium

前述ように、ほとんどの機能は無料で利用できる。 iOSバージョンでは、起動後にバナー広告が表示されるが、メイン画面には表示されない。なお、新しいフレームガイド、LUT、またはカメラを選択する場合、一時的に広告が表示される。

アプリの作成者をサポートすることにより、Premiumバージョンにアップグレードできる。 Premium バージョンでの追加機能は次のとおり。

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価格と発売時期

Magic Cinema ViewFinderは、iOSおよびAndroidで無料で利用でき、現在入手可能。プレミアムバージョンを購入する場合は、月額1.99ドル、または全期間使用する場合は6.99ドルとなっている。なお参考までに、Cadrageアプリの価格は14.99ドルだ。

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