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LitepanelsがGeminiを発表 - フリッカーフリーで着色光も可能

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IBC2017で、Litepanels(ライトパネルズ)がGeminiを発表した。色温度の調整はもちろん、カラーコントロール、DMXとBluetoothコントロールを備えたバイカラーLEDソフトライトで、完全なフリッカーフリー仕様だ。

https://vimeo.com/233451425

Litepanels Geminiは、正確な昼光色とタングステン色のLEDを搭載し、325ワットのソフトライティングが可能な2×1の縦横比の照明器具だ。緑色をプラス/マイナスして細かくコントロールすることにより、既存の光源との調整を行い、希望の色温度を得ることができる。明暗の調光中に色温度が変化するというようなことは無く、シャッタースピードやフレームレートに関係なくフリッカーは全く発生しない。

ライトは、さまざまな方法で使用することができる。CCTモード(色相関温度)では、加減できる緑のバイアス光を調整することにより、バイカラーで2700K~6000Kで調整が可能。 またHSIモードでは、独立した輝度と彩度で、360度のカラーホイールによる完全なカラーコントロールができる。さらに、Lee社とRosco社のゲルフィルターを使って、完全にカスタマイズすることができる。

Geminiライトはマスターレプリカモードでも設定でき、ユーザーは複数のライトを同時にコントロールすることができる。

クリエイティブな照明が必要な場合は、カラーホイールを使用して任意の色を作り出すことができるが、その場合も昼光色時97%、タングステン色時99%のTLCIを維持する。色温度とゲルプリセットは6つの保存領域にメモリーすることができ、背面のディスプレイに現在の照明設定が表示される。

Litepanels Gemini

ライトは、有線DMXを介して手動でコントロールでき、DMXドングルやBluetoothモジュールを使用するとワイヤレスでも制御可能だ。これはLitepanels SmartLiteアプリケーションとリンクしており、最大10個のライトを同時に制御してリンクすることができる。色と明るさの設定はプリセットとして保存することができ、スタジオでの迅速なセットアップがアプリケーションから可能だ。

供給電源については、直接家庭用電源を入力することができ、屋外ではバッテリー駆動が可能。温度管理機能により、器具は常に冷却されている。これにより、狭いスペースでの使用でも熱がこもることは無く、またすぐに撤収する必要がある場合でも、冷えるまで待つ必要はない。Anton Bauerのバッテリーを使用することも検討されており、将来使えるようになる予定

Litepanels Geminiは、屋内はもちろん屋外でも使用できるスリムで多目的な照明器具だ。ハニカムやバーンドアなどのアクセサリーも用意される。重さは約10Kgと軽量で、動作中もしっかり冷却されているので、多くの照明器具を同時に使用することも可能だ。このパネルに必要な機能はほとんど入っており、機材管理も容易になる。

Litepanels Geminiは、他のLEDライトと比較してかなり高価だが、ARRI  SC-60 Skypanelよりも$ 1200安価ではある。

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