Leica(ライカ) SL2ファーストインプレッション

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ライカのフラッグシップカメラSL2は今月初めに発表された。この記事がリリースされる頃には、すでに購入した読者もおられるだろう。高解像度(最大5K)、可変フレームレート(フルHDで最大180 fps)、可変データレート(H264で最大400 Mbps)、LOGおよびHLGを含む画像プロファイルの選択(Hybrid Log-Gamma)、5軸ボディ内手振れ補正、10bit 422レコーディングなど、先進の機能が詰まっている。短い時間ながらこのカメラで撮影する機会があったので、ファーストインプレッションをお届けしたい。

Leica SL2. Image credit: cinema5D

ライカSL2を多大なる期待を持って試してみたが、少しがっかりした面もあるというのが、正直なところだ。ライカは常に羨望の的で、このカメラがいかに素晴らしいかを紹介したいところなのだが、もう少し時間が必要なようだ。前モデルのSLをテストしてからはや4年の歳月が過ぎた。SLの映像は、当時のミラーレスカメラで最高のもので、その印象は忘れられないものだった。そのようなこともあり、新しいSL2には多大なる期待を寄せていたのだ。しかしこの4年でカメラマーケットは大きく変化を遂げた。フルフレームミラーレスが主流になり、多くのカメラが開発され発売された。現在は更に競争が激化している。

東京にて

日本時間午前10時58分、銀座にあるライカの店の前にいる。店はきっちり11:00にオープンする。数分後、SL2のメニューをいじっていた。専用のVIDEO / CINEメニューが用意されており、使いやすい。メニューはシンプルで、カメラのクリーンなデザインに合っている。カメラを自分の好みにセットするのは、さほど難しい作業ではなかった。ただ、LCDではSDカードに内部記録できるとなっているが、実際にRECボタンを押すと警告メッセージが出て、外部記録デバイスが必要という。さらに、LOGピクチャプロファイルモードで高フレームレートを記録しようとすると、誤動作も発生した。すべては、RECボタンを押すまで分からない。更に自動的に「NAT」(自然)ピクチャープロファイルに「ジャンプ」してしまう。全く不可解な現象だが、ファームウェアのアップデートで改善して欲しいところだ。

Leica SL2. Image credit:cinema5D

ミニマルなデザイン

SL 2のデザインは「ミニマル」なもので、シンプルなものだ。適切で簡単な操作のために基本と考えられるものだけを残したように見える。例えば標準のヘッドフォンとマイク入力を別々のコネクタにしている。またRECボタンの位置をシャッターに変更し、さらに、SLのLCDとは異なり、代わりに3つのキーがLCDの左側にある。 SL 2は非常に堅牢な作りだ。見栄えがよく、いつまでも眺めていたくなるようなカメラだ。さて、見るためだけに5,995ドルのカメラを購入するわけにはいかないので、店を出て少しだけ撮影してみた。残念ながらこの後飛行機に乗らなければならなかったので、テストした時間は約4時間だった。従って、この記事はレビューではなく、ファーストインプレッションに留まるが、概要はお伝えできると思う。

Modesty and Pride. Image credit: cinema5D

ファミリーの面影

ライカとパナソニックが緊密に協業していることは広く知られている。このSL2にもその面影が現れている。フルフレームのセンサーサイズやピクセル数が47.3 メガピクセルであること、優れたEVF、応答性の良いタッチスクリーンLCD、IBISなどだ。コントラスト検出で改善の余地があるオートフォーカス性能までも共有されている。とはいえ、画像の実際の処理は完全に異なっているようだ。パナソニックのSシリーズのカメラは美しい映像を見せてくれるが、ノイズリダクションにより画像が少し「きれいすぎる」ように思える。しかしライカでは、少し異なるようだ。もちろん、我々はまだラボでSL2をテストしていないが、ルックはライカのものだ。従来モデルとは異なり、フラットなLOGピクチャープロファイルが与えられている。上記のビデオでは、「カスタムメイドライカSL LUT」を適用し、コントラストと露出を少し調整している。

Leica SL2 – Beautiful image, ugly moiré

SL2が素晴らしいカメラであることは間違いないが、今回の短い時間のハンズオンで幾つかの問題も見つかった。メニューについてはすでに述べた。さらに、撮影したハイフレーム映像(フルHDで180/150 / 120fps)を見ると、実際には使えるレベルではない。スペックに書きたいがためだけに付け足した機能のように見える。電源に関しては、付属のバッテリーは正常に機能していたが、バッテリーレベルが低下したある時点で、4Kビデオを録画できないというメッセージがポップアップされた。 しかしHDに切り替えると、まだ使えた。4Kで撮影する場合は、これを頭に入れておく必要がある。更に動画撮影に関して明らかな欠点がある。モアレだ。正直なところ、ライカのように最高級のカメラに、これほど強いモアレがあるとは思っても見なかった。また低照度特性に関しても特に優れたところは見当たらない。H265などの最新のコーデックが入っていないことや、RAW記録ができないことなど予想された欠点もあるが、今後できるだけ改善していただきたいものだ。

The ultimate way to wait for the camera to charge Image credit: cinema5D

5軸手振れ補正、AFなど

短い時間でしたか試すことができなかったが、全体的に見て、楽しい撮影ではあった。 IBIS(ボディ内手振れ補正)は実にすばらしく、AFCモード(コンティニュアスAF)は厳しい条件でなければうまく機能する。繰り返しになるが、パナソニックのカメラを連想させる。またローリングシャッター効果も少ないようだ。 (下の映像を参照)。

Good Rolling Shutter Performance

電源に関して補足すると、バッテリーの消耗により4K DCI が記録できなくなった問題は、25分間の休憩で充電することにより元に戻った。 USB-Cを介してカメラに直接接続し、高速充電を行った結果、その後最後まで撮影することができた。低照度撮影に関しては、ISO 1600前後で撮影したものなら、その映像は使える。それ以上では、ノイズが顕著になる。ピクセル数が多く、そのため画素サイズが小さくなるので、光感度が低くなるのは避けられない。カメラのネイティブISOに関する情報は無いが、ISO 400あたりが最低だろう。

Leica SL2 – 5K Filming Options. Image credit: cinema5D

Leica SL2 – 4K DCI Filming Options. Image credit: cinema5D

今回の撮影では4K DCIを使用した。4K UHDを含め、All-I、10bit、4:2:2、 400 Mbpsで記録する場合、最高の画質で記録できる。 ただし5K撮影ではLong GOP、200 Mbps 4:2:0、8bitに制限される。

また、EVFは素晴らしく、レスポンシブタッチスクリーンLCD、ジョイスティック、および背面の3つのアサイン可能なボタンは有用だ。

Leica SL2 – Easy Video Menu Mode. Image credit: cinema5D

カメラメニューでは、撮影スタイルに応じて、「VIDEO」モードと「CINE」モードを選択できる。CINEモードでは、シャッタースピードを角度で表示し、絞りをTストップで表示する。

Leica VARIO ELMARIT-SL f/2.8-4 24-90mmレンズ

撮影でもう一つの重要な要素はレンズだ。上記のビデオでは明るいレンズを選び、Leica VARIO ELMARIT-SL f / 2.8-4 24-90mmレンズを使用した。SLレビューでも使用したレンズで、今回も期待に沿ったものだった。ただし、状況はその時とは完全に異なっている。ライカ、パナソニック、シグマがLアライアンスを結び、既に多くのレンズが発売されている。その中で、シグマが小型のLマウントレンズ(45 mm)を発売しているが、別の選択肢は、キヤノンFDレンズとKIPON FD-Lマウントアダプターを使用することだ。これにより、全体の重量を軽減し、高品質の映像を撮影できる。映像は多少柔らかくなるが、これは必ずしも悪いことではない。そして価格も安価になる。

Leica VARIO ELMARIT. Image credit: cinema5D

まとめ

今回は十分な時間がなかったので、ファーストインプレッションとし、結論はもう少し先に延ばしたい。 ただし、画質に関して言えば、モアレは改善されるべき問題点だろう。

上記のビデオは、Leica SL2、4K DCI、25pで手持ちで撮影。オリジナルの「Leica SL LUT」でグレーディング。

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Leica SL2 – Ready for Street Filming. Image credit: cinema5D

今回の撮影に関し、Leica Professional Store Tokyoと Leitzのご協力に感謝する。

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