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Insta360 Pro 2 ➖ 次世代360ビデオ

Insta360 Pro 2 ➖ 次世代360ビデオ

Insta360 Pro 2は、CES2017で発表されたInsta360 Proの進化形だ。今回は、ライブ4K放送、新しいFarSight技術、最新のFlowStateスタビライゼーションを搭載している。

Insta360 Pro 2

Insta360 Pro 2 with FarSight transmitter and receiver.

従来のInsta360 Proは約3499ドルと安価ではないが、スペックは実に素晴らしい。6台のHDカメラにより、最大6Kの解像度で360度のビデオを収録する。新たに発売されるInsta360 Pro 2は、これらの仕様の一部をさらに強化しているが(かなり高価)、専用のトランスミッタとレシーバを使用するいわゆるFarSightテクノロジなどの機能も提供しており、 300m離れたところでモニターできる。カメラがすべての方向の映像を同時に撮影するので、監督はフレーミングを気にする必要はない。

Insta360 Pro 2の新機能

オリジナルのInsta360 Pro同様、この新しいモデルは、あらゆる角度を一度にキャプチャする6台のHDカメラを搭載している。その結果得られたビデオや静止画は、2枚の8K 360度の画像に融合され、没入感を作り出す。

Insta360 Pro 2

FlowStateスタビライゼーション

このシステムには独自のFlowStateスタビライゼーション機能が組み込まれている。この技術は、オプティカルフローアルゴリズムを使用して、カメラの動きを滑らかにするもの。ジンバルなどは必要ない。 Pro 2は、9軸の動きを追跡するジャイロスコープを使用している。 Insta360のソフトウェアは、検出したブレ情報をビデオに適用して、スムーズな映像を実現している。

Above: FlowState stabilization sample footage

FarSight技術

いわゆるFarSight技術は、不安定なwi-fi接続に頼るのではなく、5.18 GHz帯域とスマートチャネルスイッチングを使用する。トランスミッタはInsta360 pro 2に接続し、受信ユニットはスマートフォンで監視/制御できる。信頼性の高い高精細かつ低レイテンシーで受信でき、地上間では300m、空中では最大3km離れた場所で受信することができる。スマートフォンからは、Insta360 Pro 2のすべての機能を制御できる。

重量は約1.4 kg。したがって、Insta360 Pro 2はドローンなどに搭載するのにも適している。ホットスワップバッテリードックと360オーディオ用の4つの内蔵マイク、上下にUSBと3.5mmのオーディオ入力を装備している。

Insta360 Proには7つのSDカードスロットがある。各カメラに1スロットづつある6つのMicroSDカードスロットに加え、フルサイズのSDカード用のスロットが1スロットある。ここには、Adobe Premiere Proでの編集に最適化されたデータと低解像度プロキシファイルが収録される。

Insta360 pro 2

ポストスロダクションでの作業

360度の映像を作るためには、すべてのカメラの各ストリームをつなぎ合わせることが必要で、これがなかなか難しい。 Insta360ではAdobe Premiere Pro用に用意されたワークフローがこれを解決する。 Insta360 Pro 2ではビデオを収録時、フルサイズの映像と同時に低解像度のプロキシ映像が自動的に収録される。これらのプロキシをAdobe Premiere Proに読み込むことができ、Adobe Premiereはこれを自動的に認識し、360度の映像として即座に統合されるので、普通のビデオと同じようにプロジェクトを編集するだけでよい。

Insta360 Pro 2

プロキシでの編集が終了すると、Insta360のアルゴリズムは、フルサイズの映像を正確につなぎ合わせる。ステッチングは実際に必要なクリップにのみ適用される。

自由なスケーリングと配信

最近ではほとんどのVR / 360度ヘッドセットは、4Kの解像度をサポートしている。しかし、これはInsta360 Pro 2の8K映像の1/4の解像度に過ぎない。そこでCrystalViewテクノロジが活躍する。 Insta 360 Pro 2の画像ファイルは、スマートフォンやヘッドセットで再生できるフォーマットに変換される。Insta360では無料の再生アプリが用意されており、これらのファイルを動的にレンダリングし、ユーザーが見ている部分をフル画質で表示する。

Insta360 Pro 2

もう一つの興味深い機能はライブ放送だ。フルサイズの8K映像を収録しながら、リアルタイムで360度の4Kのライブストリームを配信することができる。 3Dとモノスコープのフォーマットがサポートされている。撮影後にはフルサイズのファイルが作成されているので、ライブイベント後に編集し、再配信することもできる。

Insta360 ProはGoogle Mapsの「ストリートビュー」用に認定されており、Insta360 Pro 2も同様だ。さらに、GPS信号を正確に受けるため、2本のアンテナを搭載している。 必要に応じて映像にGPS情報を付加することができる。 また、アプリケーションをGoogleに「ストリートビュー」ドライバーとして登録することもできる。

価格と発売時期

Insta360 Pro 2の予約販売が公開されている。 価格は4999.95ドルで、次のものが含まれている。

  • Farsightトランスミッタシステム
  • バッテリー(1本)
  • Mistika VR Professional Edition(236ドル)への3ヶ月間のライセンス。カスタマイズ可能なステッチコントロールができ、Insta360の公式ステッチライブラリと統合されている。
  • Blend Mediaの360 Stories Proソフトウェア(745ドル)の3ヶ月間の無料ライセンス。バーチャルツアーやインタラクティブな360映像の直感的な作成と公開をサポートする。

さらに、予約した顧客には無料のバッテリー(129ドル相当)がプレゼントされる。

Insta360 Pro 2

 

主な仕様


Insta360 Pro 2

Links: Insta360.com

 

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