Wooden CameraのDirector’s Monitor Cage V3ハンズオン
Wooden Cameraは、長年にわたってモニターのケージを発売しているが、Cine Gear 2019で3番目のケージを発表した。このモニターケージについて、Wooden Camera のCEO、Ryan Schorman氏にインタビューした。
SmallHDは同社のFocusやBoltシリーズのモニターにはハンドルを標準で付けているが、Convergent DesignやAtomosのモニターには別途サードパーティ製のケージやハンドルを取り付ける必要がある。Wooden Cameraの新しいモニターケージDirector’s Monitor Cage v3は、最大9インチ(対角)のモニターに対応している。また、バッテリーパネルを手前に倒すことで、ワイヤレスビデオレシーバーを取り付けることができる。
Wooden Cameraは、従来のv2の木製ハンドルとは異なり、v3ではより操作しやすいカーボンファイバーを採用した。見た目のプレミア感は木製の方があるが、扱いやすさの点ではカーボンファイバーの方が優れているようだ。
シングルモニターバージョンのケージには、以下のアクセサリが同梱されている。
- オフセットアダプター
- 1 / 4-20の取り付けネジ穴
- サンシェード(スナップボタンで簡単に取り付け可能)
- ゴールドマウント/ Vマウントネジ
- ネックストラップ
- Convergent Design用ねじ
Director’s Monitor Cage v3もデュアルモニター構成にできるが、シングルモニタバージョン(299ドル)と比較すると若干高価だ(599ドル)。今回は詳しいレビューは行っていないが、一見すると、これはハンドルや内蔵ビデオレシーバーが無いSmallHDモニターのユーザーには最適なケージかもしれない。