Premiere Pro、6月にGH5の10bitファイルに対応
2017年1月のAdobe Premiere Pro CCアップデートは、パナソニックGH5の10ビットファイルに対応していないことを、先日お伝えした。NABでプロダクトマネージメントのシニアディレクターと話し、Premiere ProはGH5の10ビットファイルに対応する方向であることを確認した。
先の記事のとおり、PremiereにGH5の10ビットファイルをインポートすると、ビデオファイルは登録されず、オーディオファイルとして読み込まれてしまう。GH5の10ビットファイルを早速編集しようと思っていたユーザーはがっかりしたと思うが、この事実を知らずにプロジェクトの途中でPremiere Proをアップデートしたユーザーは大きな問題だっただろう。
記事がリリースされた直後、Bill Roberts氏は次のようにコメントした。
“問題のカメラは3月にリリースされ、パナソニックは10ビット実装を行いました。このリリースでは完全に評価する時間がありませんでした。現在はサポートされていません。私たちはアップデートでそれをサポートする予定です。“
すべてのGH5ファイルに問題があるわけではなく、8ビットファイルは問題なくインポートされる。上のインタビューによると、Roberts氏は、GH5の10ビットファイルをサポートするアップデートを6月に行う予定。もう少し待つ必要があるが、夏までにはGH5の10ビットファイルが、Premiere Proで正しく機能するはずだ。