アプチャーがDEC液晶NDフィルターを発表 - Eマウントにも可変フィルター
中国のカメラアクセサリーメーカー、Apatureが2016年IBCで、DEC VariNDを発表した。これはソニーのFS5でも使われている、液晶を利用したNDフィルターで、今回はEマウント用を用意している。
DEC VariNDレンズアダプター概要
今回発表されたのは、新しいレンズアダプターで、DEC VariNDと名付けられている。これはDEC Lens Regain focal length reducer,のようなものではあるが、レンズの代わりに電子可変NDフィルターを置いたものだ。
これは連続的に8ストップの範囲でNDを利かすことができる。即ち、FS5に内蔵されているNDのようなもので、液晶によって明るくしたり、暗くしたり連続的に可変することができる。従来のマニュアルの可変NDのように、色収差やクロスエフェクトは皆無だ。このアダプターによって、Eマウントのカメラに可変フィルターを取り付けることができる。Eマウントレンズやカメラが実に使いやすくなるのだ。加えて、他の様々なDECアダプター同様、ほとんどのEFレンズで、フォーカスとアイリスのコントロールも可能だ。
VariNDはワイヤレスのコントロールグリップからコントロールできる。あるいはショルダーマウントで使っているなら、アダプターを直接コントトールすることも可能だ。必要に応じて、マニュアルコントトールもワイヤレスコントロールもできるのだ。
可変NDフィルターは、使いやすく素晴らしい機能だったが、FS5でしか使えなかった。しかしVariNDにより、大きく選択範囲が広がったと言える。
発売は2~3か月後と発表されていおり、価格は約$650.
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