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Alex Audio Butler - Adobe Premiere Pro用オーディオプラグイン

Alex Audio Butler - Adobe Premiere Pro用オーディオプラグイン

オランダに本拠を置くメーカー Unimuleは、Adobe Premiere Pro用のプラグイン、Alex Audio Butlerをリリースした。このオーディオプラグインは、ナレーションとBGMのレベル調整を自動化する。

オーディオダッキングとは?

オーディオダッキングという名称を知らなくても、ほとんどのユーザーはすでに行っているテクニックだ。オーディオダッキングとは、別の音声が入ったときに元のオーディオのレベルを下げる操作のこと。

ビデオ制作の場合、主にタレントの声と音楽がある場合にオーディオダッキングを行う。サウンドトラックの音量を下げ、タレントの声を聞き取りやすくする。

オーディオダッキングは非常にシンプルで、Adobe Premiere Pro(または他のNLE)では、手動でオーディオクリップのキーフレームを操作して行うことができる。しかし長い作品では非常に疲れる作業だ。そこで、Unimuleという会社がAlex Audio Butlerというオーディオプラグインをリリースした。このプラグインはこの作業を自動で行ってくれる。

AlexAudioButler_Featured

Alex Audio Butlerの概要

Alex Audio Butlerのコンセプトは非常にシンプルだ。オーディオトラックミキサーのVST(Virtual Studio Technology)として、オーディオトラックごとに制御する。

AlexAudioButler_01

Image credit: Unimule

Alex Audio Butlerは一連のVSTプラグインとして提供され、それぞれに専用の目的(音楽/ SoundFX /音声/マスター)で使用できる。タイムラインのオーディオトラックは、任意の数だけ作成できる。

プラグインを適用すると、オーディオクリップが自動的に分析され、オーディオダッキングが実行される。もちろん必要に応じて、オーディオダッキングの「強度」を調整できる。

ハンズオン

cinema5Dでは、このプラグインを使って簡単なテストを行ったが、以下はその感想(要約)。

古いビデオレビューの1つを使用して、音楽トラックと吹き替えをタイムラインに新たにコピーした。Audio Butlerのインスタンスを各オーディオトラックに割り当て、その内容を定義する必要があるが、セットアップには数秒しかかからない。その後、アクションはほとんど自動的に行われる。話者が話すと音楽は静かになり、話が終わると再び音量が大きくなる。また、dBなどを考慮することなく、属性を変更するだけでコントロールできる。簡単なテストだったが、これは非常に役に立つことが分かった。

価格と発売時期

Alex Audio Butlerは、Mac / PCのAdobe Premiere Pro 2019および2020に対応する。現在、UnimuleのWebサイトで販売されており、早期購入者には89ドルで販売されている。通常価格は149ドル。cinema5Dの読者には、コードCINEMA5Dを入力すると、15%の割引が適用される。

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